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私の大学生活

東北学院大学工学部 機械知能工学科
木村 尚斗

 何を書いてもよいということですので、私は自身がこれまで力を入れてきたことと、それによって学習したことについて書いていきたいと思います。もちろん、学業以外です。  体を鍛えるために、私は剣道を小学1年から実に14年続けています。そこまで強いというわけではないのですが、何か1つのことを続けるということは大切なことだと思っています。それに付随して、私は中学、高校、大学と剣道部の部長を務めました。良きリーダーであったとはいえなかったかもしれませんが、これまでの部員のみんなが私を信じてついてきてくれたことにはとても感謝しています。部長をしているときは、やはり自分のことだけでなく、周りのこともよく見ていなくてはなりません。部長になる前は、部長の指示に従い、時間があれば、次の自分の試合相手の観察をしていました。しかし、部長になると視野を大きくしておく必要があります。試合会場では団体戦であれば皆で動くこととなりますが、個人戦ではそれぞれの試合会場と開始時間を把握するようにしていました。そして、他の部員に指示を出しつつ自分の試合もこなしていきました。部長をしている間はとても大変でしたが、その役割は集中力、判断力、責任感を私に授けてくれました。そして、分かりやすい説明することと団体の指揮をとることの難しさを知りました。現在も部長のころに気を付けていたことを実践するように心がけています。

 東北学院大学にて、私は議事運営委員会の委員長も務めていました。委員会では、運動部の部長の時にはない、学生総会用資料の作成や各委員会との連携を必要とする仕事が多かったです。また、学生総会では大勢の学生の前で議長として総会の進行を行いました。その経験から、資料の作成方法や司会進行の手順などを学ぶことができました。 

 リーダーとして委員会や部活で活動することが多い大学生活でした。これまで培ってきた自身の能力を、社会に出た後に役立てていきたいと思います。大学のサークル、委員会、部活動には、高校の時にはなかった自由さと責任があります。私はいずれにも参加してきましたが、やってよかったと感じています。 

 最後に、この文書を読んでいるのが学生であるならば、課外活動団体に参加することをお勧めします。1つでも団体に所属すれば、人とのつながりが生まれるはずです。友達や先輩もできますし、やりがいもできます。きっと楽しい大学生活になりますよ。  







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