日本機械学会2019年度年次大会に参加して

秋田県立大学大学院　システム科学技術研究科　機械知能システム学専攻
大金健太

　私は， 9月に秋田大学で開催された日本機械学会2019年度年次大会に参加しました．同じ秋田にある大学ですが，これまでに訪れる機会はなく初めて秋田大学のキャンパスに来ました．秋田県立大学とは異なり100年以上の歴史のある秋田大学ですが，新しい建物が多くあり，非常に美しいキャンパスでした．
　今回の年次大会における学生の発表形式は，ショートプレゼンに加えポスターセションでの発表でした．ショートプレゼンでは，これまでの研究成果の内容を3分にまとめるのに非常に苦労しましたが，指導教員の先生から適切なアドバイスなどをいただき発表スライドを完成させることができました．また，発表ポスターを作成するにあたり，聴講者に対して分かりやすいようにレイアウト，色や文字の大きさなど考えました．発表スライドやポスターを作成する過程は，自分の研究における要点をまとめていくことで，自分自身も研究に対して深く理解できるとても良い機会でした．そして，学会で発表することで聴講者からの質問やコメントなどを頂くことで，今後の研究に役立てる有意義な場であると感じました．
　最後に，学会発表を通して普段では接することのない他大学の学生や企業の方々などとの交流や，様々な企業や他大学の最先端の研究や開発内容などを知ることができたことは非常に良い刺激となりました．今後は，海外で開催される国際会議に参加することを目標に研究を進めて行きたいです．