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ここ何年か私が趣味にしていること

秋田工業高等専門学校 機械工学科5年
渡辺朗依

 ここ何年か私が趣味にしていることについて書こうと思う.
 最近,私はVR分野に熱中している.VR(Virtual Reality)という言葉は仮想現実といったように訳されるが,Virtualは語義より事実上の,実質的な であるため,VRの意味は「見かけは異なれど本質は現実である」として実質現実といった訳の方がより良いだろう.その実質的な現実は言うなれば小説,劇,映画もVRであるが,今回VRという単語はコンピュータを用いて出力されるような実質現実として扱う.端的に述べると最近のメディアで使用されるようなVRの意味と同じように使用する.VRコンテンツの魅力といえば仮想的な3D空間内に自身が存在するとして,HMD(ヘッドマウントディスプレイ)等に出力された現実のような映像や音声を楽しめることにあり,コンシューマ用のコンテンツは主にゲームや映像作品用に用いられている.VRコンテンツを扱う上でHMDは必須である.専用のHMDを用いることが好ましいが,スマートフォンで代替するケースを見るが,端末の映像処理能や画面の画角の狭さコンテンツといった要素から非常に没入感が低くVRを楽しめる環境と全く思えない.HMDでコンテンツを利用するためのプラットフォームとしてはメーカーによって異なり,Microsoft MRやOculus Rift製品だとそれぞれでのみ利用できるストアがあり,最大シェアのSteamではHTC VIVEを含め多くのメーカーの製品で利用できる.そのSteamにおいて現在接続しているユーザ数であるアクティブユーザ数から人気のコンテンツを判断することができ,steamcharts.comを用いて測定すると,2019年12月20日より過去30日での平均プレイヤー数が多い順にVRChat 7000人,BeatSaber 1700人,Pavlov VR 700人となっている.上から順で簡単に説明するとVRChat:アバターを用いたSNSのようなコミュニケーションツール,BeatSabaer:剣でブロックを切断する音楽ゲーム,Pavlov VR:銃撃戦を行うFPSゲーム となっている.この結果からプレイヤー数が2位の四倍と圧倒的に多いのがなぜVRChatであるのか,人気の理由として幾らか考えられることは他のVRコンテンツは一方的に取り入れるだけの映像作品を除くと,非常に疲れることが原因であると考える.VRゲームを行うことは重量500gのHMDを装着しながらコントローラを振り回してながらスポーツを行うような状態であるためプレイは非常に体力を消耗するため,キャラクターを纏って他人と会話する程度の運動量のVRChatは連続したプレイでも行いやすいからだろう.また,純粋に他人とのコミュニケーションはいかなる国で,どの世代にとっても楽しいためであろうと考える.







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