イブニングセミナー(第124回)

(技術と社会部門企画)


開 催 日: 2010年1月27日(水)18.00〜20.00
会   場: 早稲田大学理工学部(大久保キャンパス) 55号館S棟2階第3会議室
東京都新宿区大久保3-4-1/電話(03)5286-3000
地下鉄副都心線「西早稲田」駅(早稲田大学構内に出口)0分、JR「高田馬場」駅戸山口下車徒歩12分,
早稲田大学キャンパス案内図(http://www.waseda.jp/jp/campus/okubo.html)

趣   旨:

 技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も社会との深い関わりの中にあることは明らかである.我々が新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.

テーマ
および講師:

「最先端 電子ビーム・レーザ加工へのこだわりと第一号機導入 〜大企業とサポーティングインダストリーの役割〜」

 1977年,我国で初めて電子ビーム溶接のジョブショップ(受託加工)専業として創業し,1983年からレーザ各種加工を第二創業致しました.
 電子ビーム溶接やレーザ加工は,新製品開発やプロセス改革に極めて重要である事が認められて来ましたが,装置の初期投資額が高額であることが課題でした.  そこで,装置メーカーと協力して,クライアントのニーズである試作から量産までを担う,ジョブショップを立ち上げました.
 現在,全国にジョブショップは約1000社ありますが,弊社では電子ビーム溶接機やレーザ各種加工機を50台保有しています.ものづくりを担う中小企業の現場から,航空・宇宙や自動車,医療など様々な産業や材料加工での応用例について報告します.
 そして,大企業の製品開発力をサポートする中小企業の役割について,実例を挙げて説明します.

 

講師:上野 保(東成エレクトロビーム(株)代表取締役社長)

定   員: 40名
参 加 費: 会員1000円(学生無料),非会員1500円(学生非会員500円)
(当日会場にて受け付けます)
申込み方法: 「イブニングセミナー(第124回)申込み」と題記し,(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください.
なお,当日会場でも申込みを受付けます.
申込先

日本機械学会(担当職員 井上 理)E-mail:inoue@jsme.or.jp ,FAX. 03-5360-3508

<懇親会> 高田馬場駅前の土風炉(とふろ)にて、講師を囲んで懇親会を行います。
(会費\3,000程度)
問合せ先:

(株)日機装技術研究所/小西義昭/tel.:042-392-3087? E-mail: y.konishi@nikkiso.co.jp
都立航空高専/吉田喜一/tel.:03-3801-0146 ex.544 E-mail: kyoshida@kouku-k.ac.jp

次回予定:

2010年2月のイブニングセミナーは有りません。
次回は、3月24日(水)18.00〜20.00 (仮題)世の中に使える技術を大学に教える―生き残ったTLO―
講師:潟Lャンパスクリエイト社長

 


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