イブニングセミナー(第140回)

(技術と社会部門企画)

今月からセミナー会場が明治大学に移ります。
希望者には16:30から博物館の説明もあります


開 催 日: 2011年7月27日(水)18.00〜20.00
会   場: 明治大学理工学部(駿河台キャンパス) 12号館6階2062室
東京都千代田区神田駿河台1-1/電話(03)3296-4545
JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩3分
明治大学キャンパス案内図(http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html)
明治大学アクセスマップ(http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html)

趣   旨:

 技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も社会との深い関わりの中にあることは明らかである.我々が新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.

テーマ
および講師:

漆器(ジャパン・ウエア)の復活に向けて
―商品としての漆器のこれまでとこれから―−

  明治大学博物館の前身の一つ、旧商品博物館では、1950年代の後半からしばらく、地方物産品の収集に取り組んできた。その過程で、地方に主産地を形成し消費地に供給されるべき工業製品として漆器がコレクションの中に入ってきた。しかし、今日では一部の高級料亭などは例外として、町の飲食店はもちろん、日常の食卓でも本物の漆器製品が用いられることは極めて限られた状況になってしまった。
なぜ日本人は自らの祖先から受け継いだ漆文化から離れていってしまったのか? 漆に対する理解の不足、また、漆器を含む伝統的工芸品が商品として特殊な性格のものとなったにも関らず、その認識があまり普及していないという問題がある。
商品としての漆器の現在について言及します。

講師: 外山 徹(明治大学博物館 学芸員)


参 加 費: 会員1000円(学生無料),非会員1500円(学生非会員500円)
(当日会場にて受け付けます)
申込み方法: 「No. 00-00イブニングセミナー(第140回)申し込み」と題記し,
(1)会員資格(会員番号)
(2)氏名
(3)勤務先・所属
(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)
(5)博物館見学希望の有無
を明記の上,E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください。
 博物館見学希望の方は、当日の16:30に、セミナー会場隣のアカデミーコモン1階ロビーにお集まり下さい。博物館は地階です
http://www.meiji.ac.jp/museum/
申込先

日本機械学会(担当職員 曽根原)E-mail:sonehara@jsme.or.jp ,FAX. 03-5360-3508

<懇親会> 御茶ノ水駅近く(会場未定)にて,講師を囲んで懇親会を行います.
(会費\3,000程度)
問合せ先:

(株)日機装技術研究所/小西義昭/tel.:042-392-3087  明治大学/村田良美/tel.:044-934-7350 E-mail:y.konishi@nikkiso.co.jp  murata@isc.meiji.ac.jp

次回予定:

2011年8月31日(水)18.00〜20.00 (和弓の話)


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