イブニングセミナー(第141回)

(技術と社会部門企画)


開 催 日: 2011年8月31日(水)18.00〜20.00
会   場: 明治大学理工学部(駿河台キャンパス) 12号館6階2062室
東京都千代田区神田駿河台1-1/電話(03)3296-4545
JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩3分
明治大学キャンパス案内図(http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html)
明治大学アクセスマップ(http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html)

趣   旨:

 技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も社会との深い関わりの中にあることは明らかである.我々が新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.

テーマ
および講師:

古くて新しい弓 −国技からスポーツまで−

  石弓(クロスボウ)は小型強力の利便性を追求し、アーチェリーは照準やバランサーなどをつけるなどで正確性を追求しているが、和弓は何を追及してきたのか。道具としては材料の曲げ応力と弦の基本構造は同じでも弓道は求めているものが違うように思える。
 一方では、現代の材料を用いて弓を作り、ロボットにひかせてデータを取って解析し、柔らかく引いて鉄板を強く射抜くことの機械工学的評価も行われているという。  8月7日は機械の日であり、ポスターに江戸時代のからくり「弓曳き童子」を現代的のロボット風にデザインした図が使われている。技術、技能を越えた人間的なものが、日本の弓なのだろうか。
 弓道の宗家17代でありながら、カーボンファイバーを使った現代的な弓の製造にも関わられた講師に、弓の全てを語っていただく。

講師: 小沼康弘(日置流雪荷派 宗家17代)


参 加 費: 会員1000円(学生無料),非会員1500円(学生非会員500円)
(当日会場にて受け付けます)
申込み方法: 「No. 00-00イブニングセミナー(第141回)申し込み」と題記し,
(1)会員資格(会員番号)
(2)氏名
(3)勤務先・所属
(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)
を明記の上,E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください。
申込先

日本機械学会(担当職員 曽根原)E-mail:sonehara@jsme.or.jp ,FAX. 03-5360-3508

<懇親会> 高田馬場駅前の土風炉(とふろ)にて、講師を囲んで懇親会を行います。
(会費\3,000程度)
問合せ先:

(株)日機装技術研究所/小西義昭/tel.:042-392-3087  明治大学/村田良美/tel.:044-934-7350 E-mail:y.konishi@nikkiso.co.jp  murata@isc.meiji.ac.jp

次回予定:

2011年9月28日(水)18.00〜20.00 仮題【害虫駆除と消毒の話】 


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