イブニングセミナー(第147回)

(技術と社会部門企画)


開 催 日: 2012年3月28日(水)18.00〜20.00
会   場: 明治大学理工学部(駿河台キャンパス)リバティータワー12階1123室
東京都千代田区神田駿河台1-1/電話(03)3296-4545
JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩3分
明治大学キャンパス案内図(http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html)
明治大学アクセスマップ(http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html)

趣   旨:

 技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も社会との深い関わりの中にあることは明らかである.我々が新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.

テーマ
および講師:

「母子手帳:青年を感動させ、少子化日本を救う」

  人間誰しも生まれる前の母親の子宮に居るときから3歳頃までの記憶は無い。しかし、その時の自分の出来事が母子手帳に書かれている。
青年期は自分のアイデンティティが確立する時であるが、同時に心が不安定なときでもある。著者は女子大新入生への授業で、学生が「母子手帳を母親と一緒に見て話を聴き、感想文を書く」という教育を行ってきた。今まで知らなかった自分のことを知ることは驚きの体験になる。母親が妊娠中に「生まれてくる我が子が五体満足でありさえすれば良い」という心からの気持ちを書いているのを見て、親に感謝するようになる。自己中心でなく相対的に自分自身を見るようになる。女性なら子どもが欲しくなり、その子のために自分も母子手帳をしっかり書こうと思う。
この教育が日本中に普及すれば子ども虐待防止、少子化対策にもなる。講演では、母子手帳教育のノウハウ、学生の反応をお伝えしたい。

  井上栄(大妻女子大学家政学部教授)







参 加 費: 会員1000円(学生無料),非会員1500円(学生非会員500円)
(当日会場にて受け付けます)
申込み方法: 「No. 00-00イブニングセミナー(第147回)申し込み」と題記し,
(1)会員資格(会員番号)
(2)氏名
(3)勤務先・所属
(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)
を明記の上,E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください。
申込先

日本機械学会(担当職員 曽根原)E-mail:sonehara@jsme.or.jp ,FAX. 03-5360-3508

<懇親会> 御茶ノ水付近(会場未定)にて、講師を囲んで懇親会を行います。 会費\3,000程度
問合せ先:

(株)日機装技術研究所/小西義昭/tel.:042-392-3087  明治大学/村田良美/tel.:044-934-7350 E-mail:y.konishi@nikkiso.co.jp  murata@isc.meiji.ac.jp

次回予定:

2012年4月25日(水)18.00〜20.00
「小さな親切・大きなお世話−福祉機器開発最前線-」
講師:硯川潤(国立障害者リハビリテーションセンター研究所)


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