No.19-50 イブニングセミナー(第228回)

新しいもの好きのメカニカルシール四方山話
―ロケットからくるま、オーシャンエナジーまで―



U R L http://www.jsme.or.jp/tsd/
(技術と社会部門 企画)


開催日 2019年5月29日(水)18.00〜20.00
会 場 首都大東京 秋葉原サテライトキャンパス(秋葉原ダイビル12階)

東京都千代田区外神田1-18-13/電話03-5294-0250
JR山手線、京浜東北線、総武線「秋葉原駅」より徒歩1分
つくばエクスプレス「秋葉原駅」から徒歩2分
東京メトロ日比谷線「秋葉原駅」から徒歩5分
東京メトロ銀座線「末広町駅」から徒歩5分

首都大東京キャンパス案内
https://www.tmu.ac.jp/university/campus_guide/access.html
趣 旨  技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も,社会との深い関わりの中にあることは明らかである.われわれが新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.

テーマおよび講師

   メカニカルシールという言葉を初めて耳にする方もいらっしゃるかと思いますが,実は,私たちの身近なところでひっそりと多くの場面でたくさん使われています.例えば自動車ですとエンジンの冷却に必要な冷却水を循環させるポンプに,河川などでは大雨の時に増水した水を送り出すポンプに,さらには,ロケットのエンジンに燃料を送り込むターボポンプにも使われています.
 メカニカルシールは,シールという名のとおり,機械で取り扱われる水や油などの流体が機械の外部へ漏れることを防ぐ役割をしていますが,今紹介しました用途以外にも,船舶,産業プラント設備から住宅設備まで,様々な場面で使われており,このような多岐にわたる用途で漏れを防ぐという役割を果たすための技術はとても奥深く,摩擦・磨耗・潤滑に代表される多くのトライボロジ技術がぎっしり詰まっています.
 本講演では,メカニカルシールの基礎的な話から,シール業界の常識を覆した革新的最新技術の基礎研究から実用化に至るまでの苦労と喜び,そしてこれらを通して得られた(宝)物を四方山話的語りで紹介させて頂きます. .
 

井上秀行(イーグル工業)


【参加費】 正員 1000円(学生員 無料) 会員外 1500円(一般学生 500円)
当日会場にて受け付けます.

【申込方法】 「No. 19-50 イブニングセミナー(第228回)申し込み」と題記し

(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,
(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,
E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください.

【申込先】 日本機械学会(担当職員 大橋 江利奈)E-mail: ohashi@jsme.or.jp ,FAX (03)5360-3508

【懇親会】 講師を囲んで懇親会を行います.会場は未定.
会費 3,000円,学生1,500円.
セミナー終了後に懇親会場で受付けます.

【問合せ先】 KoPEL  小西義昭 TEL:080-4092-0020 E-mail:ysk.konishi@nifty.com
都立高専 工藤正樹 TEL:090-9368-2445 E-mail:kudo@s.metro-cit.ac.jp

次回の予定 2019年6月26日(水)テーマ:二足歩行技術のヒューマノイドロボット/竹中透(本田技術研究所)
2019年7月31日(水)テーマ:未定
2019年8月28日(水)テーマ:日本海/蒲生俊敬(東京大学名誉教授)


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