イブニングセミナー(第65回)

(技術と社会部門企画)


開 催 日: 2004年9月29日(水)18:00〜20:00 (毎月最終水曜日開催)
会   場: 早稲田大学理工学部(大久保キャンバス)55号館S棟2階第3会議室
[東京都新宿区大久保 3-4-1/電話(03)5286-3000/JR「高田馬場」駅戸山口下車 徒歩12分,都バス「都立 障害者センター」下車徒歩1分,地下鉄東西線「高田馬場」駅下車徒歩12分] →大久保キャンパスの地図(早稲田大学のホームページ)
趣   旨:  技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も社会との深い関わりの中にあることは明らかである.我々が新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.
テーマ
および講師:

テーマ:「技術は教育場、開発は修羅場 ―開発技術の伝承は可能か?―」

 導入した規則や技術を直す場合に、その規則や技術を作り上げた本人には容易に変更や修正が出来るのに、導入した側の人にはそれが出来ず、逆に本質部分には手をつけずに神格化して周辺部分のみの修正することに終始するために、技術レベルは上がっても創造性は生まれないといわれる。       また技術は盗んで覚えることは出来ても教えることは出来ないとも言われている。  結局本人次第で、開発技術者が育つ事はあっても、育てることは出来ないのであろうか?  ポンプを中心に30年間開発にばかり籍を置きつづけてきた自分自身を振り返って、果たしてそれが本物であったかどうか、その開発経験を伝える事は出来ないものか、などについて色々の開発事例ごとに考えて見たい。 非常に難しいだけで無理ではないならば、いずれ誰かがするその前に自分で創り出したいと思うのが普通の開発者なのだから、開発には、楽しむこと、受け入れること、悩むこと、怒ること、信じること、思い出すこと、押し切ること、忘れること、色々な人間らしさが必要に思える。


講師:小西義昭(日機装梶j

定   員: 40名
参 加 費: 会員1000円(学生員無料),非会員1500円(学生非会員500円)(当日会場にて受け付けます)
申込み方法:「イブニングセミナー(第65回)申込み」と題記し,(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください.
なお,当日会場でも申込みを受付けます.
FAX送付先: (03)5360-3508(担当職員 加藤佐知子)E-mail:kato@jsme.or.jp
問合せ先: 〒189-8520 東京都東村山市野口町2-16-2
日機装(株)流体技術カンパニー
 小西義昭
TEL:042-392-6610
E-mail:y.konishi@nikkiso.co.jp

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