イブニングセミナー(第70回)

(技術と社会部門企画)


開 催 日: 2005年3月30日(水)18:00〜20:00 (毎月最終水曜日開催)
会   場: 早稲田大学理工学部(大久保キャンバス)62号館1階中会議室
[東京都新宿区大久保 3-4-1/電話(03)5286-3000/JR「高田馬場」駅戸山口下車 徒歩12分,都バス「都立 障害者センター」下車徒歩1分,地下鉄東西線「高田馬場」駅下車徒歩12分] →大久保キャンパスの地図(早稲田大学のホームページ)
趣   旨:  技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も社会との深い関わりの中にあることは明らかである.我々が新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.
テーマ
および講師:

テーマ:「自動車のための人工透析装置」
 多くの運輸会社では,京都議定書(CO2 6%削減)を目指し,貨物列車併用やハイブリッドカー採用等様々な対策を講じられていますが,保有している車両が経年変化と言う不思議な魔法により年数%(約2%程度)燃費が低下している事に気が付いていないのでは無いでしょうか?
 一生懸命削減したCO2も僅か3年で元の数値に戻ってしまうのです.
 しかし,オイルを適正に清浄管理すれば,エンジン本来の性能は維持しますから,燃費が下がらない為CO2も増えません.オイルを適正に清浄するので摩耗も殆ど発生しない為、理論的な燃焼に近づきますから,黒煙も減少.さらに清浄する事で効率的な添加剤の使用が出来,不純物がないので添加剤がパーティクルやスス等に付く事がないので,高価な潤滑油も必要有りません.
 そればかりか,廃油や使用済みの従来フィルターが殆ど発生しないので,環境面や資源確保に有効的で,ISO14001対策や廃棄物処理のマニフェストの心配も無くなるのです. この人工透析とも言うべきエンジンオイルの清浄管理システムについて話します.


講師:住本守央(鰹Z本科学研究所

定   員: 40名
参 加 費: 会員1000円(学生員無料),非会員1500円(学生非会員500円)(当日会場にて受け付けます)
申込み方法: 「イブニングセミナー(第70回)申込み」と題記し,(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください.
なお,当日会場でも申込みを受付けます.
FAX送付先: (03)5360-3508(担当職員 加藤佐知子)E-mail:kato@jsme.or.jp
問合せ先: 〒189-8520 東京都東村山市野口町2-16-2
日機装(株)流体技術カンパニー
 小西義昭
TEL:042-392-6610
E-mail:y.konishi@nikkiso.co.jp

または,
東京都立航空高専
 吉田喜一
TEL:03-3801-0146 ex.544
E-mail:kyoshida@kouku-k.ac.jp

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