イブニングセミナー(第77回)

(技術と社会部門企画)


開 催 日: 2005年10月26日18:15〜20:15 (毎月最終水曜日開催)
会   場: 早稲田大学理工学部(大久保キャンバス)62号館1階中会議室(西門の近くです)
[東京都新宿区大久保 3-4-1/電話(03)5286-3000/JR「高田馬場」駅戸山口下車 徒歩12分,都バス「都立 障害者センター」下車徒歩1分,地下鉄東西線「高田馬場」駅下車徒歩12分] →大久保キャンパスの地図(早稲田大学のホームページ)
趣   旨:  技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も社会との深い関わりの中にあることは明らかである.我々が新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.
テーマ
および講師:

テーマ:「日本はやはり小さい国だった」−日本全国を徒歩で一周して感じた事−

平成16年5月3日から平成17年3月3日まで、正味9ヶ月〔約270日)をかけて日本の海岸線を徒歩でほぼ一周した。東京・日本橋を出発して北上し、東北を経て、北海道を一周し その後、日本海側に沿って北陸、山陰、九州西岸を歩いて、沖縄に渡り本島を縦断した。そして再び九州に戻り、山陽、四国路を歩いた後、東海道を進んで日本橋に戻った。この間の色々な経験を紹介したい。終わってみての感想は、「日本は小さい国だった」という事である。64という年齢での貴重な経験となった。工学に絡めて言えば、長期の徒歩旅行は高度な位置決め技術そのものであると思う。


講師:吉村 靖夫(東京工業高専名誉教授,日本時計学会事務局長,工房「ふくろ う嘱託」)

定   員: 40名
参 加 費: 会員1000円(学生員無料),非会員1500円(学生非会員500円)(当日会場にて受け付けます)
申込み方法: 「イブニングセミナー(第77回)申込み」と題記し,(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください.
なお,当日会場でも申込みを受付けます.
FAX送付先: (03)5360-3508(担当職員 加藤佐知子)E-mail:kato@jsme.or.jp
問合せ先: 〒189-8520 東京都東村山市野口町2-16-2
日機装(株)流体技術カンパニー
 小西義昭
TEL:042-392-6610
E-mail:y.konishi@nikkiso.co.jp

または,
東京都立航空高専
 吉田喜一
TEL:03-3801-0146 ex.544
E-mail:kyoshida@kouku-k.ac.jp

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