イブニングセミナー(第100回)

(技術と社会部門企画)


開 催 日: 2007年11月21日18:00〜20:00 (第3水曜日です)
会   場: 早稲田大学理工学部(大久保キャンバス)55号館2階第3会議室
[東京都新宿区大久保 3-4-1/電話(03)5286-3000/JR「高田馬場」駅戸山口下車 徒歩12分,都バス「都立 障害者センター」下車徒歩1分,地下鉄東西線「高田馬場」駅下車徒歩12分] →早稲田大学キャンパス案内図(早稲田大学のホームページ)
趣   旨:  技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も社会との深い関わりの中にあることは明らかである.我々が新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.
テーマ
および講師:

「考えることを考える,または雑学のススメ  -故・土屋喜一教授へのオマージュ」

 早稲田大学教授として本会71期会長を勤められた医用・生体工学研究の先駆者,故土屋喜一教授(昨年6月物故)は冗談とユーモアに富み,ユニークな発想の持ち主であるとともに,楽器演奏を楽しむ多彩な趣味人でもあった。教授の著書のひとつに『考え方を考える』(オーム社,2001年)がある.副題は「創造性を育むヒント」とあり、内容は教授独特の軽妙な語り口による,愛してやまない技術者たちへの刺激的な応援歌であった.
 今回は「技術と社会」部門のイブニングセミナーにとって記念すべき第100回に当たる.そこで,このたびは特定のテーマについて"学びを深める"のではなく,生前の土屋喜一教授と親交のあった講師があえて先著と類似の題目を揚げ,技術史,工学史にまつわる数々のエピソードを紹介する.このことを通して技術者がもつべき特性,独創性とは何か,これらはどのようにして生まれ育つかということに思いを馳せ,同教授へのオマージュ(賛辞)としたい.

内容概略:
・土屋先生を偲んで
・音楽と物理学をめぐって
・ことばと翻訳をめぐって
・創造的技術者にとっての雑学のススメ



講師: 三輪修三
(青山学院大学名誉教授(もと理工学部長,大学副学長),日本機械学会名誉員,日本技術史教育学会顧問,工学博士,専門は機械振動学,音楽音響,機械工学史,趣味は鉄道と音楽)

定   員: 40名
参 加 費: 会員1000円(学生無料),非会員1500円(学生非会員500円)(当日会場にて受け付けます)
申込み方法: 「イブニングセミナー(第100回)申込み」と題記し,(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください.
なお,当日会場でも申込みを受付けます.
FAX送付先: (03)5360-3508(担当職員 加藤佐知子)E-mail:kato@jsme.or.jp
問合せ先: 〒150-8677 東京都渋谷区恵比寿2-27-10 日機装第2別館
日機装(株)流体技術カンパニー
 小西義昭
TEL:03-3443-3728  FAX:03-3444-2403
E-mail:y.konishi@nikkiso.co.jp


都立産業技術高専
 吉田喜一
TEL:03-3801-0146 ex.544
E-mail:kyoshida@kouku-k.ac.jp

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