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講演申し込み


講演申し込みを締め切りました。


オーガナイズドセッション(以下のOS-1〜OS-21)一般セッション(GS)およびポスターセッション(PS)における研究発表を募集いたします.

なお,PSでの発表は,講演申込登録時に学生員,准員および修士課程(博士課程前期)修了後1年目の正員のいずれかに限るものとし,発表者から「日本機械学会若手優秀講演フェロー賞」を表彰します.詳細はhttp://www.jsme.or.jp/shou6.htmを参照してください.

また,OSとGSの講演者の内,生年月日が1977年4月1日以降の若手研究者を対象として,優れた発表について「材料力学部門優秀講演表彰」を選考し,表彰します.

PS フェロー賞対象ポスターセッション
ポスターセッションの直前に,1件につき3分程度のミニトークセッションを設けます.

GS 一般セッション

OSテーマ/オーガナイザー

OS1 微視構造を有する材料の変形と破壊
河井 昌道:筑波大学 大野 信忠:名古屋大学
東郷 敬一郎:静岡大学 佐々木 克彦:北海道大学
材料性能の発現メカニズムや予測方法を材料の微視的な構造やその階層性に着目して理論的および実験的に追求する材料力学問題に多くの関心が寄せられています.本OSでは,材料の種類によらず,微視構造を有する材料の変形と破壊に関する理論,実験,解析に関する研究成果を異なるスケール(マクロ・ミクロ・ナノ)について広く持ち寄り,情報交換を行うことを目的とします.

OS2 薄膜・コーティングの力学特性と微構造
山崎 泰広:新潟工科大学 荒井 正行:(財)電力中央研究所
脇 裕之:岩手大学 朱 世杰:福岡工業大学
岡崎 正和:長岡技術科学大学
固体酸化物型燃料電池の電解質薄膜や各種構造物の損傷防止のための表面皮膜など,薄膜・皮膜の適用領域は広がっており,適用に際してはそれらの機械的特性を十分理解する必要がある.本オーガナイズドセッションにおいては,この分野に関する様々な研究成果を募集し,産学からの多面的な最近の成果と討論とを行う.

OS3 HCP金属の実験力学と計算力学
浜 孝之:京都大学 眞山 剛:熊本大学
只野 裕一:佐賀大学
近年,マグネシウムやチタンなどのHCP金属が注目されている.HCP金属は結晶レベルの異方性が著しく,さらに双晶が主要な変形機構である.そのため立方晶金属とは挙動が大きく異なり,その変形メカニズムは十分理解されていない.本OSは,HCP金属の材料力学の体系化を目的として,その変形挙動を実験および理論の両面から議論する.

OS4 ゴム材料とゴム製品の力学解析/強度評価
小石 正隆:横浜ゴム株式会社山辺 純一郎:九州大学
藤川 正毅:琉球大学 飯塚 博:山形大学
産業界で広く利用され,且つ多様な非線形性を有するゴム材料やゴム製品の力学解析と強度評価をキーワードとし,それらの理論的,実験的,数値解析的な幅広い研究内容を議論する場として企画します.産業界からの参加を歓迎します.

OS5 工業材料の変形と強度評価およびそのモデル化
金子 堅司:東京理科大学
機械構造物の安全性や塑性加工特性評価を精度よく行うためには使用される材料の変形や強度について詳細に調べモデル化する必要がある.新しい材料や新しい構造物・加工法など日々進歩する中で,こうした材料特性評価研究は地味ではあるが,継続して行われなくてはならない.この分野の研究者の議論の場を提供する意味でも本セッションの設定意義は大きい.

OS6 先端材料システムの力学とメゾスケールモデリング
成田 史生:東北大学 倉敷 哲生:大阪大学
真田 和昭:富山県立大学上辻 靖智:大阪工業大学
本セッションでは,電磁材料システム,薄膜・複合材料,MEMS,知的材料・構造,ナノコンポジットなどの力学に関する研究発表を広く募集する.また,先端材料のマクロ・マイクロ・ナノスケールにおける力学現象についての意見交換や討論を通じて,メゾメカニックス分野の新展開を目指す研究者交流の場とする.

OS7 非破壊評価と構造モニタリング
井上 裕嗣:東京工業大学阪上 隆英:神戸大学
轟 章:東京工業大学 中畑 和之:愛媛大学
設備,機器,装置,製品などの安全性・健全性の維持管理は年々重要性を増しており,そのための基礎技術である非破壊検査・評価と構造モニタリングについては更なる高度化が求められている.本OSは,これらに関する最新の研究・技術開発成果はもちろんのこと現場応用事例をも含めた情報交換の場を設けることにより,この分野の発展に資することを目的とする.

OS8 供用エネルギー機器の経年変化と健全性評価
鹿島 光一:(財)電力中央研究所高橋 宏治:横浜国立大学
渡辺 豊:東北大学野村 友典:関西電力(株)
堂崎 浩二:日本原子力発電(株)齋藤 利之:(株)東芝 電力システム社
宮崎 克雅:(株)日立製作所北条 公伸:三菱重工業(株)
発電機器などのエネルギー産業においては,材料の経年変化による劣化現象を解明して評価技術として確立し,これを運転管理に反映させることが重要である.本OSでは,各種の経年劣化事象のメカニズム,破壊力学等に基づく欠陥評価,実機構造物への適用性評価,維持規格など規格基準への反映などについて,最新の成果・知見を情報交換し,議論することを目的とする.

OS9 形状記憶材料の特性と応用
北村 一浩:愛知教育大学佐久間 俊雄:大分大学
戸伏 壽昭:愛知工業大学
形状記憶材料は外部からエネルギーを与えると元の形状に形状回復する性質を有しており,様々な分野に応用されています.特に医療分野では重要な材料となっています.本OSでは,形状記憶合金をはじめとする形状記憶材料の機械的性質とその応用についての研究発表を幅広く募集し,有益な情報交換の場を提供することを目的とします.

OS10 生体埋入型バイオマテリアルの力学
東藤 貢:九州大学 小林 訓史:首都大学東京
田中 基嗣:金沢工業大学
生体内で使用される人工関節,骨固定材,人工骨等は,金属,セラミックス,高分子および複合材料製であり,生体内において多種多様な負荷を受けるために,様々な変形・損傷形態が報告されている.そのため,これらのバイオマテリアルの力学的挙動を十分に理解し,耐久性に優れる新規材料を開発することが重要である.本OSでは,各種生体埋入型バイオマテリアルの力学と新材料の開発について,様々な角度から議論することを目的とする.

OS11 細胞の運動と力学応答
東藤 貢:九州大学 藏田 耕作:九州大学
森田 康之:名古屋大学水谷 武臣:北海道大学
細胞は増殖や組織形成過程において独自に運動する能力を有するとともに,周囲から伝わる力学刺激を受けることで様々な機能を発現している.細胞を利用する再生医療の確立のためには,細胞の運動と力学応答のメカニズムを理解し細胞を制御することが必要不可欠である.本OSでは,細胞の運動,力学応答,生体材料との力学的相互作用等について最新の話題を提供し議論することを目的とする.

OS12 接合体の強度評価と特異応力場の解析
古口 日出男:長岡技術科学大学野田 尚昭:九州工業大学
特性の異なる材料を接合して作成される異材接合体は,界面端に発生する特異応力場により,その強度が低下する.強度評価に必要な特異応力場を特徴付ける特異性のオーダと特異応力場の強さを求めるには様々な手法がある.ここでは,接合体の強度評価および特異応力場の解析に関する最新の研究成果を集めて議論する.

OS13 ナノ・マイクロの視点からの変形と破壊の力学
平方 寛之:大阪大学 澄川 貴志:京都大学
兼子 佳久:大阪市立大学中村 篤智:大阪市立大学
本セッションでは,ナノ・マイクロの視点からの新たな変形と破壊の力学の構築を目指し,ナノ・マイクロ材料の変形・破壊特性の解明,ナノ・マイクロ構造を有する材料の力学特性,強度・力学特性の原子・分子レベルからのモデリング,力学と他の物理とのマルチフィジックス問題,およびそれらを応用した新規機能デバイスの創製等について議論を行う.

OS14 フランジガスケット締結体の力学と密封性能評価
黒沢 亮:横河電機株式会社 永田 聡:東洋エンジニアリング(株)
小林 隆志:沼津工業高等専門学校
環境保全・危険防止の観点から,プラントなどの配管系ガスケット付きフランジ締結体からの微少漏えいの抑制,大規模災害時の漏えい事故防止対策が必要とされている.本OSでは,フランジ締結体に関するFEMおよび弾性論による力学特性解析,密封特性試験,フランジ設計法,ガスケット特性などの研究成果について情報交換を行う.

OS15 生体の材料力学
東藤 正浩:北海道大学佐藤 克也:徳島大学
大橋 俊朗:北海道大学山田 宏:九州工業大学
生体はからだ全体および構成する要素において力学的法則の支配を受け,力学的因子と生物学的因子が密接に関連した構造・機能を有する.本セッションでは,生体の細胞から組織,器官に至る様々なスケールでの材料力学に関連する演題を広く募集し,最新の研究発表および情報交換の場となるよう企画する.

OS16 非鉄金属材料の超高サイクル疲労特性
中村 孝:北海道大学 上野 明:立命館大学
松村 隆:電気通信大学宮川 進:(株)デンソー
一般に鋼のS-N曲線は10^7回程度で明確な疲労限度を示す.しかし,近年, 10^7回を越える領域でも破壊を生じる現象(超高サイクル疲労)が見出され,高強度鋼を中心としてその特性やメカニズムが活発に議論されてきた.本セッションでは,鋼に比べて長寿命データが整備されていない非鉄金属材料に注目し,超高サイクル疲労特性,影響因子,強度評価法などを議論する.

OS17 弾性数理解析の発展と新展開
渋谷 嗣:秋田大学 石原 正行:大阪府立大学
牛島 邦晴:九州産業大学
本OSのテーマは,種々の工学分野における材料と構造の力学の諸問題に対する数理解析手法の応用である.微視的構造を持つ材料,機能性材料,圧電材料,複合材料等の種々の工業材料の力学現象のモデル化と解明,材料特性や損傷の評価,構造物の力学的挙動の制御等に関する数理解析研究の成果発表と意見交換の場を提供する.

OS18 半導体三次元積層パッケージ・シリコン貫通ビア・微細金属接合技術と
    強度信頼性
木下 貴博:富山県立大学池田 徹:京都大学
澄川 貴志:京都大学
シリコン貫通ビア(TSV)を用いた半導体チップの三次元積層化が検討されている.本セッションにおいては,半導体チップの三次元積層実装において,異種材料の膨張差や実装時の基板の反りに伴って生じる応力状態に関して,機械的な強度信頼性に着目して検討を加える.

OS19 機能デバイスの設計と信頼性に資するナノ物性計測・評価
神谷 庄司:名古屋工業大学土屋 智由:京都大学
生津 資大:兵庫県立大学宍戸 信之:名古屋工業大学
先進的な機能を有するデバイスの開発には,ナノスケールの微細構造に特有の物性を正しく把握し,設計に反映させることが重要となる.本OSでは,ナノ物性の計測・評価を可能にする実験技術,得られた材料物性,特にサイズ効果およびプロセス効果,マイクロ・ナノデバイスの設計法や信頼性評価法などについて議論する.

OS20 実験力学の新たな発展
加藤 章:中部大学 新川 和夫:九州大学
足立 忠晴:豊橋技術科学大学鈴木 新一:豊橋技術科学大学
実験力学は,材料や構造物の応力とひずみの測定を目的に発達してきました.そして近年,光ファイバーやデジタルカメラに代表されるような光学・電子機器の発達により,新しい測定法が幾つも現れてきています.本セッションは,毎年新たな発展がみられるこの分野の最新の状況を明らかにしようとするものです.

OS21 材料の疲労挙動と損傷評価
久保田 祐信:九州大学堤 紀子:大分大学
植松 美彦:岐阜大学
大型発電施設からマイクロマシンまで,機械構造物の安全性確保のためには,それらの機器を構成する材料の疲労強度や疲労き裂進展機構など,疲労挙動を把握しなければならない.さらに実機では,一般的な疲労挙動のみでなく,疲労にともなう累積損傷の検出や定量評価も重要な研究課題となる.そこで本OSでは,材料の疲労挙動と損傷評価に関する議論を行う.