部門長就任にあたって | |
吉村 允孝(京都大学 大学院工学系研究科) |
今期,大富前部門長から部門長を引き継ぐことになりました.この部門は,一昔前の機械工学ではあまりとりあげられなかった,モノづくりをより有効に行うために設計工学をシステム的な面から構築することを,一つの学問や技術の領域に位置付けようとするものです.現在,モノづくりでは,急速に,複雑化,高度化,グローバル化し,顧客ニーズの多様化,製品開発期間の短縮,より生活を豊かにする製品の創成・開発,環境問題への対処,製造コストのさらなる低減,資源の再利用,厳しい製品競争への対処,人間の感性や人間工学的な配慮,さらには情報ネットワークというインフラの活用技術など,従来の機械工学の範疇だけでは対処できない新しい取組みが必要不可欠な状態にあると思われますが,これらに有効な解や方策を与えることを目標にしています.
この部門の歴史は発足以来10年余りと比較的若いわけですが,これまでの歴代の部門長を中心にした運営委員の努力により,この部門の重要性が認識されてきており,機械学会の中核的な部門へと発展してきました.この設計工学・システム部門は,機械工学がモノづくりを支える学問であるとすると,機械工学・産業に関連するほとんどの方に関連する部門であります.
現在,日本は,経済状態の悪化,産業の低迷などの閉塞状態からなかなか抜けられない状態にありますが,これは従来の機械産業,機械工学の延長線上で努力し,開発や発展をめざせば解決できる問題とは考えられないことが原因の一つかもしれません.モノづくりの基本としての製品設計をシステムとしてとらえ,科学的,合理的に製品設計を支援するシステム技術が必要であります.日本は,個々の技術は優れているが,システム的な意思決定や判断,戦略的な取組み,革新への方策においては必ずしも強いといえない状態にあります.この部門が目指すような新しい領域の学問や技術を活用し,新しいモノづくりのあり方をともに探り,見出していこうとする方に,この部門は絶好の場を与えるものであると考えます.
この部門の10年余りの活動において,製品設計のためのいろんな手法やアイデアが生まれてきましたが,実際の設計活動にはあまり活用されていないことがあったかもしれません.従来の製品設計活動では,欧米の汎用ソフトを単に利用するにとどまることが多かったと思われますが,それらを道具として活用し価値を生み出す技術,新しいモノづくりのための知恵を結集するための技術や学問が必要であります.
この部門の課題の多くは,実際問題への適用により発展すると思われます.これまでこの部門での講演会などでは大学からの参加の割合が多かったのですが,企業において実際に設計やモノづくり,さらには経営・管理に携わっているかたにも積極的に参加していただける魅力のある部門にしたいと考えています.また,今後のモノづくりに対処するには,日本の国で閉じた学会活動や技術の展開では効果が十分に発揮できないと思われます.グローバルな時代への対処として,外国とのコラボレーションを意識した講演会や講習会などをも企画したいと考えています.この部門活性化のために,多くの方からの積極的な助言をお願いします.
(E-mail: yoshimura@prec.kyoto-u.ac.jp)
部門長退任にあたって | |
大富 浩一((株)東芝 研究開発センター) |
3月末で部門長を退任し,4月より吉村新部門長にバトンタッチいたします.
この二年間,設計工学・システム部門の発展に最大限の努力をしたつもりではおりますが,振り返ってみますと,やり残したことが多いのも事実です.特に,当部門への企業メンバーの参画につきましては,講演会,分科会など多くの企画を行いましたが,若干不十分であったと反省しております.ただ,ある講習会などは非常に多くの企業の方に参加いただき,潜在的にはかなりの期待が当部門には寄せられていることも実感した次第です.
当部門の特徴は分野横断型である点で,その領域をどうとらえるかは人によって異なります.部門の質的発展を第一と考えるのか,規模の拡大を第一と考えるのか大いに悩んだところですが,結果的には前者の方向で運営してきたつもりです.このあたりは,企業メンバーの強化とも相まって,今後の本部門の運営の方向付けに重要な点かと思います.是非,議論して頂ければと思います.
今後も立場を変えて,部門への貢献をと考えて行きたいと思います.特に,部門活動の一環として,大学,企業,ベンダによる設計研究会(仮称)の早期立ち上げを検討しております.ご支援ご協力の程よろしくお願いいたします.
最後になりましたが,皆様の設計研究の発展と,設計工学・システム部門の発展を祈念して退任の挨拶とさせて頂きます.
日本機械学会 設計工学・システム部門 業績賞を受賞して | |
赤尾 洋二(朝日大学) |
この度,図らずも設計工学・システム部門業績賞を頂き,大変光栄に存じます.品質機能展開QFD(Quality Function Deployment) に対してと思いますので,その内容を少しご紹介させて頂きます.1960代後半自動車の急成長の頃,生産開始前に設計品質を確保するため品質展開QD( Quality Deployment) を提案し,各社で試行しておりました.1972年三菱重工の提案の品質表と合体しQFDが形成され,1978年最初の著書を水野滋先生と共編著で出版しました.その後日本品質管理学会,続いて日本科学技術連盟それぞれ10年間QFD研究会がもたれ,各社の新製品開発に活用されてまいりました.1983年米国でQFDを紹介以来毎年10数年にわたりセミナー等で普及に努めました.1993年米国でQFD Institute が設立され,1995年に第1回国際QFDシンポジウムが日本で開催後毎年各国で行われ,昨年第7回目が再度日本で開催されました.
名誉ある部門業績賞の拝受のため,表彰式に参列致すべきところ,米国でのQFDの普及で米国品質学会ASQWatson会長による Distinguished Service Medalと賞状の授与が昨年11月 3-5日,のBaltimore で先約され欠席となりました.ゴールドメダルを2つ頂くことになり身に余る思いです.今日まで共にQFDを構築して下さった多くの方々のお陰と感謝致しております.QFDは品質管理の面からのアプローチですが,機械関係で最も活用されています.今後も皆様方に教えを頂きたく,よろしくお願い申し上げます.
日本機械学会 設計工学・システム部門 業績賞を受賞して | |
沖野 教郎(滋賀県立大学) |
部門業績賞を頂戴し,光栄に存じます.関係各位に厚く御礼申し上げます.振り返ってみれば,1967年に「コンピュータによる自動デザイン」を出版したのが,私の設計分野での最初の仕事でした.それ以来北海道大学の仲間と共に3次元CADに関する研究を始め,TIPS-1を皮切りにいろいろなシステムを世に問うてまいりました.しかしそのいずれも未完成で,途中で新しいものに気が移り,詰めの努力を欠いたことが悔やまれます.それでもTIPS研究会などを組織し,産学連携にも力を入れ,最盛期には80社の参加を得ていたのですが,今と違ってあまり大ぴらに進められない雰囲気もありましたので,1987年京都大学に移ったのを機に解散しました.国際的にもCAM-Iのプロジェクトの一つを主導し,国内19国外17の企業の参加を得て数億円の研究費を使いましたが,結局完成には至りませんでした.何もかも中途半途で終わったのですが,挑戦だけはしたということを評価していただき今回の受賞につながったのかもと勝手に解釈しています.
現在,日本の製造業は厳しい状態にあり,進路を見失っているかのようですが,やはりどの産業にとってもIT化が決め手でしょう.そのIT化の核になるのはCAD以外に考えられません.もっともこれまでのようにCAD単独ではなく,ネットの中で他のシステムと結合されて新しい総合製造プロセスの中に位置づけられることでしょう.そうなればいろいろ面白い研究の種が山のようにありそうです.受賞を機にもう一度挑戦したいものです.
日本機械学会 設計工学・システム部門 業績賞を受賞して | |
中沢 弘(早稲田大学中沢塾代表,早稲田大学名誉教授) |
この度は思いがけず設計工学・システム部門の業績賞を頂き感激しております.ありがとうございました.
私自身で自分の業績を挙げさせていただくとすると,情報積算法,デザイン・ナビゲーション・メソッド(DNM),メタコンセプト法,優秀な設計者の設計過程の調査が挙げられると思います.この内第一番目のものを除いては,日本学術振興会の未来開拓学術研究推進事業のプロジェクト「シンセシスの科学」(平成8年〜平成13年)で行われた研究成果であります.
情報積算法は情報量の概念を用いた評価法で,従来の点数評価法の欠点を改善しており,これが発展してDNMの実現に繋がっています.
DNMは私自身が自分で最も高く評価している研究成果で,新しい開発手法です.少ない実験データから,互いにトレードオフのある要求項目をバランスよく合理的に満たすように,最も重要な設計変数を決定する手法です.既に20社近い企業で導入していただき,すばらしい成果を挙げております.
メタコンセプト法は新しい発想法です.設計過程の調査研究でも新しい知見が得られました.以上は拙著「開発設計工学」(工業調査会)に詳しく述べてあります.ご興味のある方はご参照ください.
最後に今後も益々貴部門がわが国だけでなく世界の産業界の発展に貢献されることを心から願っております.
日本機械学会 設計工学・システム部門 部門貢献表彰を受賞して | |
村上 存(東京大学 大学院工学系研究科) |
この度は,思いもかけず設計工学・システム部門部門貢献表彰をいただき,ありがとうございました.いただきました表彰は,このニュースレターで受賞のご挨拶をされている他の方々のような優れた研究業績や研究発表ではなく,部門広報委員長としての「広報活動を通しての部門への貢献」に対してというものです.従いまして,私個人に対する表彰というよりも,委員の池井寧先生を含めて部門広報委員会としての部門運営への「参加賞」を代表していただいたものと考え,今後もより一層の努力を続けていこうと考えております.
さて,部門広報委員会の現在の活動としましては,(1)部門ホームページ(http://www.jsme.or.jp/dsd/)への情報掲載・内容更新,(2)部門ニュースレターWeb版および印刷版の発行,という形でほぼ軌道に乗っておりますが,ホームページやニュースレターに掲載する内容について,より一層の充実が必要と考えております.つきましては,掲載情報の内容やホームページ上でご提供する機能,サービスなどに関するご意見,ご希望,ご提案を歓迎いたしますので,広報委員長(murakami@mech.t.u-tokyo.ac.jp)までお寄せください.
第11回設計工学・システム部門講演会 解析コンテスト 優秀研究表彰を受賞して 「分散メモリ型並列構造解析システムADVentureClusterの高速CGCGソルバ」 (第11回設計工学・システム部門講演会講演論文集,2001,pp.223-224.) | |
秋葉 博((株)アライドエンジニアリング),鈴木 正文,大山 正信,野口 裕久(慶應義塾大学理工学部),吉村 忍(東京大学新領域創成科学研究科) |
このたび,第11回設計工学・システム部門講演会におきまして優秀研究表彰をいただき,研究者一同,大変光栄に思っています.
研究者らは,97年からADVENTUREプロジェクトを推進してきており (2002年3月終了),本研究は同プロジェクトから生まれたものです.本研究では,CGCG (Coarse Grid based Conjugate Gradient) 法という,研究者らが新しく開発したソルバとそのパフォーマンスについて論じました.本手法は並列処理に適したアルゴリズムで,従来型の領域分割法 (DDM) と比べて,20倍以上のパフォーマンスを持っています.各並列領域のグローバルな動きをあらかじめ解いて,それを大規模な並列CG法の前処理に用いることで,高いパフォーマンスを得ています.
並列処理は従来型の逐次型プログラムに比べて,困難な点が多く,これを乗り越えて高いパフォーマンスを達成するのはなかなか大変なことです.本研究の成果もそこにあるといえます.しかし,計算力学へのニーズと多くの研究者達の熱意は,今後並列処理の分野でも新しい技術をもたらしていくことになるでしょう.クラスタコンピューティングも大規模解析もすでに実用前夜です.われわれの研究がその端緒の一つとなることを期待しています.
第11回設計工学・システム部門講演会 解析コンテスト 優秀研究表彰を受賞して 「SPH法による流体・構造連成解析」 (第11回設計工学・システム部門講演会講演論文集,2001,pp.217-220.) | |
戸倉 直((株)日本総合研究所) |
昨年の11月5〜7日,香川県塩江町ヴィラ塩江にて開催されました第11回設計工学・システム部門講演会での解析コンテストにおいて優秀研究表彰に選出していただき,誠に光栄に存じます.今回発表いたしましたのは最近注目を集めているメッシュフリー解法のひとつであるSmoothed Particle Hydrodynamics (SPH)法を典型的な流体と構造の連成問題である液体容器の落下問題等に応用した解析事例です.このような問題は工学的にも需要が多いにもかかわらず通常のLagrange有限要素法では解析が困難であり,Euler要素とのカップリングなどの特別な手法が必要とされていました.SPH法はこれらの方法に比べ,比較的容易に流体と構造との相互作用を定義できるため今後の応用が期待されます.この解析に使用したのは弊社が販売・サポートを行なっている非線形構造解析ソフトLS-DYNAです.LS-DYNAは車両衝突,電気製品落下,板成形などの非線形問題に広く応用されている陽解法プログラムであり,多くのメーカーや研究機関等で使用されておりますが,このような汎用ソフトの機能のひとつとしてSPH法のような先端的な解析手法が実装され,一般ユーザーに提供されるようになったことは非常に意義深いことではないかと考えられます.今回の設計工学・システム部門講演会のテーマは「21世紀のものづくり革命の実現に向けて!!」というものでした.様々な数値解析手法が研究されていくなかで重要なことは,その解析手法がいかに実際の製品の設計開発に役立つものとなりうるかということではないかと思われます.今後も弊社としては革新的なものづくりにつながるような実用的な解析機能やノウハウを提供し続けることができるよう努力を積み重ねていきたいと考えております.
第11回設計工学・システム部門講演会 優秀発表表彰を受賞して 「巡回型領域適応配置型遺伝的アルゴリズムのスケジューリング問題への適用」 (第11回設計工学・システム部門講演会講演論文集,2001,pp.308-311.) | |
高橋 絵美子(香川大学 工学部) |
このたびは,設計工学・システム部門講演会におきまして名誉ある賞を頂き,誠に光栄に思っております.今回,初めて当講演会に参加させていただき,他の発表者の方々の優れたご発表を前に感嘆していたところ,この様な表彰を頂き,大変驚きました.
今回表彰して頂いた研究のタイトルは,巡回型領域適応型遺伝的アルゴリズムのスケジューリング問題への適用です.これは四国コカ・コーラボトリング株式会社との共同研究の成果の一部です。
同社では、毎日サービスマンが自動販売機への缶を充填していますが、 その作業の効率化を目的としてどの順番に 自動販売機を回るとかかる時間が減って、効率よく巡回できるかを巡回型領域適応型遺伝的アルゴリズムという 新しい方法を用いて解いたものです。研究としてはまだ初期段階であり、今後はディスパッチ問題などをもちいて、さらに効率的に巡回できるような結果を出せればと思います。
最後になりましたが,発表の場を与えてくださった本講演会の運営に携われた関係各位,ならびに学会員の方々に,感謝の意を表します.
第11回設計工学・システム部門講演会 優秀発表表彰を受賞して 「環境要因に立脚する感性の差異を考慮した製品設計指針の導出」 (第11回設計工学・システム部門講演会講演論文集,2001,pp.173-176.) | |
西村 勉(京都大学 工学部) |
このたびは設計工学・システム部門講演会におきまして名誉ある賞をいただき,大変光栄に思います.初めての学会発表でもあった今回,多くの優れた先生方や先達の皆さんの前での発表は,大変に緊張するものでありました.そのような状況の中での表彰は望外の喜びであり,同時になにか励まされたような気持ちがして,今後いっそうの研鑽に取り組まなければという決意を新たにいたしました.
さて,今回発表させていただいた内容は人間と機械製品との関わりをテーマとし,ユーザの持つ嗜好などの感性的情報を抽出し設計段階に応用することを,その焦点としております.工学的分野の高度な成熟及び社会の成熟に伴い,消費者の嗜好は多様性を増し,現在では製品の持つ感性的特性が,製品性能と並んで製品魅力に大きく影響するようになっています.本研究では,ユーザ及び製品が置かれ,かつ影響を大きく受ける外環境に注目してユーザの持つ感性的指向の共通項を抽出することで,設計段階において感性情報を取り込もうと試みるものです.このように定量化困難な感性情報を工学的に抽出しようとする研究はまだまだ発展途上にありますが,いずれはユーザの嗜好に沿った,人間とスムーズな連携を持つ機械製品を生み出せる手がかりとなるのではないかと考えています.
末筆になりましたが,学会関係者各位及び指導教官の吉村先生に感謝の意を表します.
第11回設計工学・システム部門講演会 優秀発表表彰を受賞して 「エネルギー供給システムの多段階拡張におけるロバスト最適設計」 (第11回設計工学・システム部門講演会講演論文集,2001,pp.98-101.) | |
村田 辰宏(大阪府立大学 大学院) |
このたびは,設計工学・システム部門講演会におきまして,優秀発表表彰をいただきまして誠にありがとうございました.光栄に思いますとともに,その後の研究に大変よい励みとなりました.また,合宿形式の講演会ということで,よい経験をさせていただきました.発表させていただきました研究内容は,エネルギー供給システムについて,エネルギー需要量の段階的な増加に対して,適切に機器を拡張するように設計するというものでした.地域冷暖房のような大規模なエネルギー供給システムを導入する場合に,エネルギー需要量が長期間に渡って段階的に増加するため,エネルギー需要量の推定が困難になり,その不確実性はより大きなものになると考えられます.このような場合に,エネルギー需要量の推定値を確定的に扱い設備容量計画を行えば,運用時には設計時に目標とされた経済性や省エネルギー性の向上が達成できない場合があります.そこで,エネルギー需要量の不確実性を考慮しながら,各機器容量を適切に拡張していくよう,ミニマックス機会損失基準を採用した設計法を提案しました.その結果,エネルギー需要量の不確実性や拡張期間が各期間の最適容量に及ぼす影響を明らかにしました.実際の地域冷暖房のような大規模なエネルギー供給システムの導入における一つの重要な指針を与えることができたものと考えております.最後になりましたが,発表の場を与えてくださり,本講演会の運営に携われた皆様に深く感謝申し上げます.
02-31 第12回設計工学・システム部門講演会 講演募集 −日本型ものづくりの復権− | |
設計工学・システム部門 企画 |
宮下朋之(早大) Tel: 03-3232-3743/Fax: 03-3209-9176/E-mail: miya@yamakawa.mech.waseda.ac.jp |
荒川雅生(香川大) Tel&Fax: 087-864-2223/E-mail: arakawa@eng.kagawa-u.ac.jp |
吉村允孝(京大) Tel: 075-753-5224/Fax: 075-771-7286/E-mail: yoshimura@prec.kyoto-u.ac.jp |
山川宏(早大) Tel: 03-5286-3262/Fax: 03-3209-9176/E-mail: hiroshi@yamakawa.mech.waseda.ac.jp |
小島芳生(豊田中研) Tel: 0561-63-4115/Fax: 0561-63-5743/E-mail: ykojima@ket.tytlabs.co.jp |
鈴木賢一郎(エステック) Tel: 045-661-1661/Fax: 045-661-1664/E-mail: kenichiro.suzuki@estech.co.jp |
吉田康彦(サイテック) Tel: 0566-77-5327/Fax: 0566-77-6045/E-mail: yoshida@citec.co.jp |
下村芳樹(東大) Tel: 03-5453-5891/Fax: 03-3467-0648/E-mail: simomura@race.u-tokyo.ac.jp |
梅田靖(都立大) Tel&Fax: 0426-77-2729/E-mail: umeda-yasushi@c.metro-u.ac.jp |
田辺誠(神奈川工大) Tel: 0462-91-3116/Fax: 0462-42-6806/E-mail: tanabe@sd.kanagawa-it.ac.jp 小方康弘(コマツ) Tel: 0761-43-4562 ext.2910/Fax: 0761-43-0829/E-mail: yasuhiro_ogata@komatsu.co.jp |
デジタル設計の時代にあって今や解析は多くの性能開発に利用されています.しかし,マイクロマシンのように力の場が異なる場合や多くの構造ー流体連成問題や製造シミュレーションなど未開拓分野も残っています.また,これまで十分に定着したと考えられる剛性や固有値解析などに於いても並列処理などの新しい試みもありまだまだ解析は発展途上にあるといえます.更に,解析を実行する場合にはメッシュ生成が,解析結果の理解にはいわゆるサイエンスビジュアライゼーションが必要となります. このような一連のプリプロセッサー,解析,ポストプロセッサーに何らかの形で携わっている研究者・技術者が一同に会し有意義なディスカッションを行うことをねらいとしています.
以下,講演会場近隣の宿泊施設の例を示しています.宿泊施設について推奨するものではありません.
学会,講演会実行委員会で宿泊を斡旋するものではありません.申込等は直接各宿泊施設にお願い致します.
02-30 設計工学シンポジウム「21世紀のデザイン・ビジョン」 参加募集 | |
設計工学・システム部門 共催企画 |
第1日 2002年5月28日(火)
10:00 開会式 司会:冨山哲男(東京大学)
10:15〜12:45 「設計の理論」 司会:堀田明裕(千葉大学)
第2日 2002年5月29日(水)
10:00〜12:30 「デザインの今後」 司会:荒井栄司(大阪大学)
02-03 第5回最適化シンポジウム2002 (OPTIS 2002) 講演募集 | |
設計工学・システム部門 合同企画 |
発行日:平成14年4月23日
このニュースレターに関するご意見,ご希望,お問い合せ等は,下記までお願いいたします.
日本機械学会設計工学・システム部門
(部門ホームページ http://www.jsme.or.jp/dsd/)
広報委員長 村上 存
〒113-8656 東京都文京区本郷7‐3‐1
東京大学大学院工学系研究科産業機械工学専攻
Tel: 03-5841-6327 Fax: 03-3818-0835
E-mail: murakami@mech.t.u-tokyo.ac.jp
広報委員 池井 寧
東京都立科学技術大学工学部生産情報システム工学科
〒191-0065 東京都日野市旭が丘6-6
学会担当職員 高杉 史靖
〒160-0016新宿区信濃町35番地信濃町煉瓦館5階
Tel: 03-5360-3500 Fax: 03-5360-3508
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