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運動方程式を時間方向にテーラー級数に展開することにより得られる差分公式であり,分子動力学計算においてしばしば時間積分に用いられる方法.提案者のL.Verletの名にちなんでベルレの方法と呼ばれる.位置,速度に対してそれぞれ時間増分Δtの三乗,一乗の精度があり,安定な公式である.精度よく計算するために,その改良型であるかえる跳び法が,原子にはたらく力が速度に依存する場合には,座標と速度の時刻がΔt/2だけずれて求まる欠点を改良する方法が考案されている.