目次
計算力学 バイオエンジニアリング 環境工学 産業・化学機械と安全 宇宙工学 技術と社会 材料力学 機械材料・材料加工 流体工学・流体機械 熱工学 エンジンシステム 動力エネルギーシステム 機械力学・計測制御 ロボティクス・メカトロニクス 情報・知能・精密機械 機素潤滑設計 設計工学・システム 生産加工・工作機械 FA(ファクトリーオートメーション) 交通・物流 マイクロ・ナノ 編集委員・執筆者 ~~DISCUSSION:off~~
均質,等方性の無限媒質中を伝ぱする平面波の任意点の音圧pと粒子速度uの比,すなわち比音響インピーダンスZ0=p/uは位置によらず媒質固有の値となるが,これをその媒質の特性インピーダンスと呼ぶ.特性インピーダンスは一般には複素数であるが,空気の特性インピーダンスは密度ρと音速cの積ρcとなり,これは固有音響抵抗と呼ばれることもある.なお,媒質中を伝ぱする平面進行波の音圧pは媒質中の伝ぱ定数γで表されるが,この伝ぱ定数と特性インピーダンスを知れば,媒質中の音響特性を完全に規定することができる.