目次
計算力学 バイオエンジニアリング 環境工学 産業・化学機械と安全 宇宙工学 技術と社会 材料力学 機械材料・材料加工 流体工学・流体機械 熱工学 エンジンシステム 動力エネルギーシステム 機械力学・計測制御 ロボティクス・メカトロニクス 情報・知能・精密機械 機素潤滑設計 設計工学・システム 生産加工・工作機械 FA(ファクトリーオートメーション) 交通・物流 マイクロ・ナノ 編集委員・執筆者 ~~DISCUSSION:off~~
透過性の膜により,物質の分離,濃縮を行うもので,駆動源として圧力を用いる.分離・濃縮するものにより膜の種類は異なり,分離される物質が小さい方から,水素分離や酸素濃縮に使用される気体分離膜,イオン性あるいは低分子物質を分離する逆浸透膜,低分子物質を分離するナノろ過膜,コロイド物質を分離する限外ろ過膜,微粒子や微生物を分離する精密ろ過膜がある.膜の材質としては有機膜と無機膜があり,膜構造としては,膜断面が表裏対称となっている対称膜と,膜表面が緻密層でその他の部分が支持層である非対称膜がある.