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サイクロンは施回流に生じる遠心力を利用した集じん装置であり,気体から固体(粉体)を取除く場合に多く用いられるが,液体中の固体の分離に使うものを特に液体サイクロンという.サイクロンは大別して,接線型と軸流型に分類できる.接線型は円筒の接線方向から流体を導入し,比重の大きな固体は壁面方向に移動しつつ渦巻状に下部に落ち分離される.軸流型は軸に沿って流体を導入し,案内羽根で旋回流を起こすことにより固体を分離する.