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砂層を用いて水道水をつくる浄水法の一つ.粗い懸濁物質を沈降分離した後の原水を,細かな砂を厚さ60~90cmに敷き詰めた緩速ろ過池で3~4m/dayのゆっくりとした速度でろ過する.砂層の表面に形成される好気性微生物層によって細かな懸濁物質や細菌がろ別され,また生物化学的酸化作用で悪臭成分,有機物質,鉄やアンモニアなどの無機イオンなどが酸化され,無害化や除去が進む.ろ過が進行すると生物ろ過層が厚くなり通水能力が落ちるため,砂層の表面のかき取りを繰返す必要がある.