物体内の一点0を通るどのような平面を考えても,その面には0でない応力成分が必ず作用するような応力状態のこと.物体内に直角座標系(x,y,z)を設定すれば,x,y,z軸に垂直な各面には図のように六個の応力成分σx,σy,σz,τxy,τyz,τzx(τij=τji, i, j=x,y,z)が作用する.任意の面の応力成分はテンソル変換公式に従って変換される.x,y,z軸を主応力σ1,σ2,σ3の方向に設定したとき,σ1,σ2,σ3がいずれも0でない場合の応力状態を三軸応力という.【応力状態】
07/1004763.txt · 最終更新: 2023/02/17 11:28 by 127.0.0.1