クリープ硬化は応力負荷後の経過時間tだけによって支配されると考える理論.すなわち,時間tにおいて応力σを受ける材料のその瞬間のクリープ速度\({\dot \varepsilon _c}\)が\[{\dot \varepsilon _c} = f\left( {\sigma ,t} \right)\]で与えられるとするクリープ硬化則である.ここで関数\(f\left( {\sigma ,t} \right)\)は,一定応力クリープ試験結果の表示式\[{\varepsilon _c} = f\left( {\sigma ,t} \right)\]を時間tで微分することによって定められる.