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例えば圧縮荷重を受ける柱では,荷重がある臨界値以上になると弾性変形中に一様圧縮の基準変形状態が不安定になり,曲げ変形状態が安定になる.柱,板,殻などで発生するこのような現象が弾性座屈である.臨界荷重を座屈荷重,基準変形状態から移行した安定な変形を座屈変形と呼び,線形座屈方程式の固有値と固有モードとして求められる.弾性安定と同義的に使用されることが多いが,弾性安定では座屈前後の変形状態の安定性も取扱われる.