目次
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加熱用と溶解用がある.加熱炉は内面を断熱れんがで覆い,重油やプロパンガスの燃焼により加熱,ニクロム,カンタルなどの発熱体を使用してジュール熱により加熱する電気炉がある.溶鉱炉はコークスを燃料とした鉄精錬用溶解炉,キュポラは溶鉱炉に類似した鋳鉄専用の溶解炉である.電気炉は抵抗炉,アーク炉,誘導炉に大別される.アーク炉は三相アーク炉が多用されている.誘導炉は大型炉では商用周波数を使用した低周波誘導炉,小型炉ではサイリスタチョッパにより500Hz以上の周波数を利用する高周波誘導炉が用いられている.