目次
計算力学 バイオエンジニアリング 環境工学 産業・化学機械と安全 宇宙工学 技術と社会 材料力学 機械材料・材料加工 流体工学・流体機械 熱工学 エンジンシステム 動力エネルギーシステム 機械力学・計測制御 ロボティクス・メカトロニクス 情報・知能・精密機械 機素潤滑設計 設計工学・システム 生産加工・工作機械 FA(ファクトリーオートメーション) 交通・物流 マイクロ・ナノ 編集委員・執筆者 ~~DISCUSSION:off~~
石油系燃料の最も重要な性質は比重であり,比重が分かれば,ほかの性質はだいたい見当がつく.そこで,アメリカ石油協会(API)では比重(60/60°F)を用いて,次のようにAPI度を定義し,石油系燃料の種々の性質をその関数として与えることとした. API度=141.5/比重(60/60°F)-131.5 重油とガソリンの比重は0.90と0.70程度であるから,API度はそれぞれ25.7と70.6程度となる.なお,似たようなものにヨーロッパのボーメ度があり,使用目的,数値ともに類似している.