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沸騰曲線において,限界熱流束と極小熱流束との間の過熱度領域における沸騰.加熱面の過熱度の増大とともに熱流束が減少する特異な沸騰形態である.熱伝達機構の詳細は明らかになっていないが,基本的には核沸騰と膜沸騰とが時空間的に混在する状態で,過熱度の増大とともに核沸騰の存在割合が減少して行くと考えられている.遷移沸騰は,ジュール加熱される発熱体など熱流束制御型の加熱面では定常状態を維持できない.