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固定床燃焼ともいわれ,火格子の上に1~数層の燃料塊の固定層を作って,中に空気を通しながら燃焼させる方法で,上込め燃焼と下込め燃焼がある.上込め燃焼は石炭が一次空気とは逆に上から供給されるもの,下込め燃焼は石炭が一次空気とともに下から供給されるものである.後者は着火面の下方への伝ぱ速度(火移り速度)が石炭層の押上げ速度(ガス化速度)以上でなければならない.火格子1m2当たり,1時間に燃焼する石炭量[kg/(m2・h)]を火格子燃焼率と呼び,これを石炭のかさ比重で割ったものがガス化速度である.