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石油系燃料の最も重要な性質は比重であり,比重が分れば,他の性質はだいたい見当がつく.そこでヨーロッパではアメリカ石油協会(API)のAPI度を参考に,水より軽い液体に対して次のようにボーメ度Be´を定義し,石油系燃料の性質をその関数として与えている. Be´=140/比重(60/60°F)-130 重油とガソリンの比重は0.90と0.70程度であるから,ボーメ度はそれぞれ25.6と70.0程度で,API度の25.7,70.6とほとんど変わらない.