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自動車エンジンの排ガス全量をCVS装置に導入し,清浄な空気で希釈し,その一部を定流量採集しバッグにためる.CVS装置は排ガスと希釈空気との混合気体を定流量ポンプや臨界ノズルでほぼ一定流量にする装置であるので,通過後のサンプルガス濃度は質量に比例する.別に採集した希釈空気中の成分濃度との差を計測し,質量計算を行う.試験室と同程度の温度,湿度の空気で希釈する場合,バッグ内に水が凝縮するのを防ぐため平均希釈率が約10倍以上とする.