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軽水炉燃料などでは濃縮ウランを使うので,天然ウランをガス拡散法または遠心分離法によって濃縮する必要がある.採鉱後,製錬した固体状の天然ウラン精鉱を,56.4℃で昇華して気体になる六フッ化ウランに転換する.転換処理は,通常,重ウラン酸アンモンを主成分とするイエロー・ケーキに,フッ酸あるいはフッ化水素ガスを反応させて四フッ化ウランとし,さらにフッ素ガスで処理し六フッ化ウランにする.なお,濃縮後の六フッ化ウランを,再び粉末状の二酸化ウランに転換する工程を再転換といい,転換とは区別している.