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蒸気タービンプラントにおいて,その部分負荷効率を改善するために,蒸気入口圧力を負荷に応じて変化させて運転することを変圧運転という.一般に,蒸気タービンの入口体積流量が一定になるように入口圧力を変化させることにより,蒸気流量を調節する加減弁の開度が一定となり,弁の絞り損失を低減できるとともに,入口圧力の低下に伴いボイラへの給水圧力が低下して,給水ポンプの軸動力を低減できる.なお,負荷に対する入口圧力の関係は,プラントの運用を考慮して選定される.