目次
計算力学 バイオエンジニアリング 環境工学 産業・化学機械と安全 宇宙工学 技術と社会 材料力学 機械材料・材料加工 流体工学・流体機械 熱工学 エンジンシステム 動力エネルギーシステム 機械力学・計測制御 ロボティクス・メカトロニクス 情報・知能・精密機械 機素潤滑設計 設計工学・システム 生産加工・工作機械 FA(ファクトリーオートメーション) 交通・物流 マイクロ・ナノ 編集委員・執筆者 ~~DISCUSSION:off~~
はすば歯車をねじ歯車の状態でかみあわせると,接触する歯面の間には主として歯筋方向に相対滑りを発生する.一方の歯車を工具として,その歯面に溝を入れ,ワーク歯車に押しつけながら回転させると,溝の角が切刃として働き,かみあっているワーク歯車の歯面を微小量削取る.これがシェービング加工である.ワーク歯車の歯面全面を加工するためのフィードの与え方によって四つの方式に分類される.工具とワークの間に運動の強制がないため,仕上り精度の管理にノウハウを必要とする.