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基準ラックとバックラッシなくかみあわせたときに,基準ピッチ円が基準ラックの基準ピッチ面と接しない歯車.両者の共通法線上での距離を転位量といい,両者が交わっていない場合を正にとる.転位量をモジュールで除した値を転位係数と呼ぶ.正に転位することによって歯元の歯厚が厚くなり,強度的に有利となるが滑り率が増す.バックラッシを与える場合にも転位させる.工具圧力角が等しく,モジュールの等しい歯車どうしであれば転位量にかかわりなくかみあうことができるが,軸間距離や,かみあい圧力角が変化する.