目次
計算力学 バイオエンジニアリング 環境工学 産業・化学機械と安全 宇宙工学 技術と社会 材料力学 機械材料・材料加工 流体工学・流体機械 熱工学 エンジンシステム 動力エネルギーシステム 機械力学・計測制御 ロボティクス・メカトロニクス 情報・知能・精密機械 機素潤滑設計 設計工学・システム 生産加工・工作機械 FA(ファクトリーオートメーション) 交通・物流 マイクロ・ナノ 編集委員・執筆者 ~~DISCUSSION:off~~
与えられた力学的条件のもとで,その重量や剛性などを最小あるいは最大化するように,構造物の形態や材料組織状態などを求める方法は,構造最適設計法と呼ばれている.このなかで形態を求める問題についても,例えばトラス構造で,それらの構成部材数とその空間における位置関係を求めることは,位相決定問題と呼ばれ,一方構成部材の断面積や長さなどの寸法を決める問題は,寸法決定問題と呼ばれている.形状最適化とは,通常位相と寸法の両方を最適に決めることと定義されるが,狭義には寸法決定のみを意味することもある.