目次
計算力学 バイオエンジニアリング 環境工学 産業・化学機械と安全 宇宙工学 技術と社会 材料力学 機械材料・材料加工 流体工学・流体機械 熱工学 エンジンシステム 動力エネルギーシステム 機械力学・計測制御 ロボティクス・メカトロニクス 情報・知能・精密機械 機素潤滑設計 設計工学・システム 生産加工・工作機械 FA(ファクトリーオートメーション) 交通・物流 マイクロ・ナノ 編集委員・執筆者 ~~DISCUSSION:off~~
定盤や工作機械の案内面など,特に精度が要求される面を仕上げるために使われる手工具.1回当たりの加工深さは力の加減により異なるが,一般に数~10数μm程度である.刃先の材料としては工具鋼や超硬合金が使用される.きさげによる仕上げでは通常,すり合せと加工を交互に繰返すことにより加工面の精度を上げる.すり合せは,基準面に鉛丹などの顔料を油で溶いた物を薄く塗り工作物をすり合せることにより工作物の高い部分に顔料を付着させ,工作物の凹凸を判別する作業である.なお,顔料が付着した部分をあたりと呼び,この部分を削り取る.