目次
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パイロットが操作する操縦かんなどの動きを電気信号に変え,これを飛行制御用計算機に入力し,ここからの電気信号出力により操縦舵面を動かすアクチュエータに指令をだす手法をフライ・バイ・ワイヤ(FBW)方式という.機械的な操縦索を用いないので,機体の軽量化と飛行制御による安定化などが容易に実現でき,航空機の大型,高速化に対応した優れたシステムが構成できる.この操縦システムの信頼性を従来の機械的なもの以上とするため,システムは3~4重化構成がとられる.さらに電気信号が電磁誘導で乱される恐れがある場合は光ファイバ線を利用することが検討され,一部軍用機で実験された.