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学生生活の終わリ間際に思うこと

秋田高専 機械工学科 5年
        伊藤 忠

 テレビ番組や映画は最後のスタッフの名前まで見る、という律義な人なら見覚え聞き覚えがあるかも知れませんが、「ホイチョイプロダクション」という変な集団の活動が密かに活発化しています。詳しい事はよく知りませんが、いろんな特技や職業をもつ人たちで構成されているそうで、先に挙げたテレビや映画のほかにも本やイべントなどいろんなモノを企画・制作しているようです。そして、総じて彼らの手がけたモノは好評であるようです。そんな連中しらないよ、と言いたげなあなた、でもあなたも彼らの作った番組で大笑いしてるのかも知れませんよ。ところで、彼らのことをその第一印象において「変だ」と思わせる原因は何と言っても「ホイチョイ」という名前だと私は思います。何故このような名前かと言うと、メンバーがホイホイとアイディアを出し合い、それをみんなでチョイチョイッと作リ上げていく、ということを目的としているからだそうです。
 さて、何故このような話を書いたかと言うと、彼らの活動の仕方はエンジニアに通じるものがあると感じたからであリます。各自の能力、技術を出し合って一つのものを完成させていく。我々、(将来の)エンジニアもチームを組んでそれぞれの能力を生かして仕事を分担し1つの物を作る、という点、また各自の違ったセンスとアイディアをぶつけて、よりよいものにしていくプロセス、そしてなんといってもどちらも物を作リ出すことを楽しんでいること、(もっとも、エンジニアの場合、ホイチョイというよリズタボロという感じですが、)そんなところが共通していると感じました。
 以上、拙い文章で申し訳ありませんが、これをもって私の学生会活動のしめくくリとさせていただきます。


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