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編入の後ロボコンにあたる

福島工業高等専門学校
   機械工学科5年 大槻 守

 工業高校を卒業すると大体は就職し、ほんの一握りが進学している。私は工業高校卒業後の進路を高専の4年に編入することを選んだ。その理由として、高校卒業程度では就職の幅も狭まり、後々後悔をするのではないかという不安があり、それ以上に知識欲があったので進学を選んだ。
 しかし、進学に大学ではなく高専を選んだのは授業料や実家からの距離も確かにあったが、実は”アイディアロボットコンテストに参加したかった”というのが本音である。
 初めてロボコンをテレビで目にしたとき、物凄い興奮と感動を覚えた。学生が作成したロボットである目標に対し数々のアイディアで挑み、競い合う。なんといってもあんな機構を生徒の知識で作りだすということ自体に驚きを感じていた。丁度父は機械設計を行なっているので小さい頃からおもちゃ代わりに父の製品をいじっていたので、物心付いた時には機械好きになっていたのだと思います。その止でもロボコンは非常に魅力を感じ、更に物作りへの関心も高まっていた。
 工業高校で、ロボコンまではいかないが友人と物作りを行なったことがあった。しかしどこか物足りなさを感じ、自分を奮い立たせるような感覚もさほど受けなかった。それはたぶん何の目的もなくただだらだらと作っていたからだと思う。
 しかし、とうとう私にもチャンスが回ってきた。まさしく”編入の後口ボコンにあたる”である。まず編入した年に、途中参加ではあったが一緒にロボット作成に携わり、メンバーの一人としてロボコン本番に参加できた。この時の結果は設計等に時間が掛けられなかったせいか、良い結果は残せなかった。しかし、物作りや設計等に対する課題を残すことができ、次のロボコンヘの体制をある程度固めることができた。そして何よりも初めて夢にまで見たロボコンに参加できたことが嬉しかった。
 そして翌年、今度は私がリーダーとなりロボコンに参加した。しかし結果は本番前の事故で思いどうりの動きができずに良い結果を残すことはできなかった。
 教訓として”物作りの大変さ”を強く感じることができました。よく聞く言葉ではあるが実際に作って見ないとこの大変さは判らないと思います。少なくともこれから機械の世界で生きて行くにあたり非常に参考になり、これだけでも参加した意義があったと思います。
 今思うことは、意外にも学生のロボコンに対する関心があまり高くなかったのに対し(我が校において)、逆になじみの薄い工業高校の方が関心が高かったのが上げられます。それはたぶんあまりにも身近にありすぎるせいか、自然に受け流してしまっているのだと思います(たぶん)。ロボコンは本当にいい経験をすることができると思うのでソーラーカーを含め参加するチャンスがあれば絶対参加するべきだと思います。そして、できればロボコンを限られた枠内で行なうのではなく、工業高校などを含めた”学生アイディアロボットコンテスト”として開催することができればすばらしいことだと思います。


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