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講演申し込み



講演申し込みを締切りました。


オーガナイズドセッション(以下のOS-1〜OS-26)一般セッション(GS)およびポスターセッション(PS)における研究発表を募集いたします.

なお,PSでの発表は,講演申込登録時に学生員,准員および修士課程(博士課程前期)修了後1年目の正員のいずれかに限るものとし,発表者から「日本機械学会若手優秀講演フェロー賞」を表彰します.詳細はhttp://www.jsme.or.jp/shou6.htm を参照してください.

また,OSとGSの講演者の内,生年月日が1976年4月1日以降の若手研究者を対象として,優れた発表について「材料力学部門優秀講演表彰」を選考し,表彰します.

PS フェロー賞対象ポスターセッション
GS 一般セッション



OSテーマ/オーガナイザー

OS1 実験力学と計測技術
森田康之: 名古屋大米山聡: 青山学院大
井上裕嗣: 東京工大足立忠晴: 豊橋技科大
坂上賢一: 芝浦工業大
複雑化する各種現象の理解,材料特性の評価,さらには実構造物の検査などには実験・計測・データ解析手法の発展が不可欠となる.本OSでは,実験力学分野における先端的な計測技術と,その手法を用いた各種問題へのアプローチについての情報交換を行う.

OS2 回折法による材料評価
鈴木賢治: 新潟大菖蒲敬久: 原子力機構
林眞琴: 茨城県
各種材料の特性評価に当たっては回折法が非常に有効な手段となっている.X線回折法,中性子回折法ならびにESBD法などの各種回折法による材料評価の最前線について議論する.

OS3 非破壊評価と構造モニタリング
井上裕嗣: 東京工大阪上隆英: 神戸大
轟章: 東京工大中山安正: 新日本非破壊検査
設備,機器,装置,製品などの安全性・健全性の維持管理は年々重要性を増しており,そのための基礎技術である非破壊検査・評価と構造モニタリングについては更なる高度化が求められている.本OSは,これらに関する最新の研究・技術開発成果はもちろんのこと現場応用事例をも含めた情報交換の場を設けることにより,この分野の発展に資することを目的とする.

OS4 溶接変形・残留応力の計測技術、シミュレーション技術
柴原正和: 大阪府大

OS5 材料の疲労挙動と損傷評価
植松美彦: 岐阜大学伊藤隆基: 福井大
久保田祐信: 九州大横須賀伸一: 日立金属若松
大型発電施設からマイクロマシンまで,機械構造物の安全性確保のためには,それらの機器を構成する材料の疲労強度や疲労き裂進展機構など,疲労挙動を把握しなければならない.さらに実機では,一般的な疲労挙動のみでなく,疲労にともなう累積損傷の検出や定量評価も重要な研究課題となる.そこで本OSでは,材料の疲労挙動と損傷評価に関する議論を行う.

OS6 金属材料の超高サイクル疲労と信頼性評価
中村孝: 北海道大上野明: 立命館大
黒島義人: 九州工大酒井達雄: 立命館大
機械への要求が年々過酷さを増していく中で,長寿命化を見据えた設計技術や維持・管理技術の開発は益々重要な課題と認識されている.本O.S.はこの問題に直結するテーマとして超高サイクル疲労に焦点を当て,様々な材料を対象として,破壊モード,破壊メカニズム,信頼性評価手法など,関連する問題を幅広く議論する.

OS7 多軸応力下における疲労損傷および疲労き裂進展
伊藤隆基: 福井大岡田裕: 東京理科大
緒方隆志: 電力中研
多軸疲労に関する最近の研究の動向,研究シーズおよびニーズ等について基礎から応用までの広い範囲で研究発表を募集します.とくに多軸疲労の試験技術,変形・破壊および寿命特性,き裂・損傷評価モデル等の研究室レベルからの学術的な成果と実機設計・維持管理等を行う産業界からのニーズとの融合を期待します.

OS8 機械の接合部・接触部のプロセスと疲労・強度問題
近藤良之: 九州大宮下幸雄: 長岡技科大
橋村真治: 久留米高専久保田祐信: 九州大

OS9 生体機能・材料
久森紀之: 上智大森山茂章: 福岡大
宮田昌悟: 慶應大
金属,セラミックス,高分子材料などの医用材料の研究・開発・技術は,近年の工学の知識や技術を駆使することで,大きな変革をもたらし,新たな知見と蓄積がされています.本セッションでは,近年の医用材料研究の中で材料の生体機能性・適合性,新材料,新たな計測・制御手法などの研究を集め,議論する場とします.

OS10 医療用高分子系複合材料の構造と力学特性
東藤貢:九州大小林訓史: 首都大学東京
田中基嗣: 金沢工大
近年,生体吸収性PLLAにバイオセラミックス粒子を分散させた材料が骨固定材として実用化され再生医療用足場材としての応用も考えられている.また,炭素繊維強化PEEK等の線維強化樹脂も歯科インプラントや人工関節用材料として検討されている.そこで本OSでは,医療用として利用される高分子系複合材料,ポリマーブレンドおよび単一の高分子材料の構造と力学特性に関する講演を広く募集する.

OS11 生体の材料力学
東藤正浩: 北海道大大橋俊朗: 北海道大
山田宏: 九州工大
生体はからだ全体および構成する要素において力学的法則の支配を受け,力学的因子と生物学的因子が密接に関連した構造・機能を有する.本セッションでは,生体の細胞から組織,器官に至る様々なスケールでの材料力学に関連する演題を広く募集し,最新の研究発表および情報交換の場となるよう企画する.

OS12 工業材料の変形と強度特性およびそのモデル化
金子堅司: 東京理科大
新しい材料はもちろんのこと伝統的な材料を重要な構造材料として利用するためには正確な変形・強度解析が必要であり,そのためにはそれらの材料の変形・強度特性を調べてモデル化する必要がある.こうした研究は不可欠であるが,近年研究者が減って,議論する場が失われており,講演会ではOSとして設ける必要性を従来から感じている.

OS13 応力特異場の解析と材料強度
古口日出男: 長岡技科大石原外美: 富山大
飯井俊行: 福井大学
材料の強度評価を行う上で,応力集中の定量的評価は欠かすことができない.特に,き裂先端をはじめとする接合体界面端部に生じる特異応力場は,材料強度に多大な影響を与える.本オーガナイズドセッションでは,新しい特異応力場の強さの評価手法,それらを用いた材料強度評価の研究を募集する.

OS14 弾性数理解析の発展と新展開
野田尚昭: 九州工大河村隆介: 宮崎大
森本卓也: 山形大樋口理宏: 豊橋技科大
本OSのテーマは,種々の工学分野における材料と構造の力学の諸問題に対する数理解析手法の応用である.微視的構造を持つ材料,機能性材料,圧電材料,複合材料等の種々の工業材料の力学現象のモデル化と解明,材料特性や損傷の評価,構造物の力学的挙動の制御等に関する数理解析研究の成果発表と意見交換の場を提供する.

OS15 微視構造を有する材料の変形と破壊
河井昌道: 筑波大大野信忠: 名古屋大
東郷敬一郎: 静岡大佐々木克彦:北海道大
材料性能の発現メカニズムや予測方法を材料の微視的な構造やその階層性に着目して理論的および実験的に追求する材料力学問題に多くの関心が寄せられています.本OSでは,材料の種類によらず,微視構造を有する材料の変形と破壊に関する理論,実験,解析に関する研究成果を異なるスケール(マクロ・ミクロ・ナノ)について広く持ち寄り,情報交換を行うことを目的とします.

OS16 ナノ・マイクロの視点からの変形と破壊の力学
平方寛之: 大阪大澄川貴志: 京都大
兼子佳久: 大阪市立大
本セッションでは,ナノ・マイクロの視点からの新たな変形と破壊の力学の構築を目指し,ナノ・マイクロ材料の変形・破壊特性の解明,ナノ・マイクロ構造を有する材料の力学特性,強度・力学特性の原子・分子レベルからのモデリング,力学と他の物理とのマルチフィジックス問題,およびそれらを応用した新規機能デバイスの創製等について議論を行う.

OS17 先端材料システムの力学とメゾスケールモデリング
成田史生: 東北大倉敷哲生: 大阪大
真田和昭: 富山県立大上辻靖智: 大阪工大
本セッションでは,電磁材料システム,薄膜・複合材料,MEMS、知的材料・構造,ナノコンポジットなどの力学に関する研究発表を広く募集する.また、先端材料のマクロ・マイクロ・ナノスケールにおける力学現象についての意見交換や討論を通じて,メゾメカニックス分野の新展開を目指す研究者交流の場とする.

OS18 薄膜・コーティング材の力学特性と微構造
山崎泰広: 新潟工科大荒井正行: 電力中研
脇裕之: 大阪電通大朱世杰: 福岡工大
岡崎正和: 長岡技科大
固体酸化物型燃料電池の電解質薄膜や各種構造物の損傷防止のための表面皮膜など,薄膜・皮膜の適用領域は広がっており,適用に際してはそれらの機械的特性を十分理解する必要がある.本オーガナイズドセッションにおいては,この分野に関する様々な研究成果を募集し,産学からの多面的な最近の成果と討論とを行う.

OS19 ゴム材料とゴム製品の力学解析/強度評価
小石正隆: 横浜ゴム飯塚博: 山形大
山辺純一郎: 九州大
産業界で広く利用され,且つ多様な非線形性を有するゴム材料やゴム製品の力学解析と強度評価をキーワードとし,それらの理論的,実験的,数値解析的な幅広い研究内容を議論する場として企画します.産業界からの参加や,フィラー分散や架橋密度など微視的不均一構造に着目した研究発表も歓迎します.

OS20 HCP金属の実験力学と計算力学
眞山剛; 熊本大只野裕一: 佐賀大
浜孝之: 京都大
近年,マグネシウムやチタンなどのHCP金属が注目されている.HCP金属は結晶レベルの異方性が著しく,さらに双晶が主要な変形機構である.そのため立方晶金属とは挙動が大きく異なり,その変形メカニズムは十分理解されていない.本OSは,HCP金属の材料力学の体系化を目的として,その変形挙動を実験および理論の両面から議論する.

OS21 形状記憶材料の開発、機能特性および応用
戸伏壽昭: 愛知工大佐久間俊雄: 大分大
北村一浩: 愛知教育大
形状記憶材料は産業,医療,食品,衣料,生活関連など広範囲の分野で応用されている.形状記憶材料では,形状回復だけではなく,大きな回復応力や,エネルギーの貯蔵と散逸などの優れた機械的特性が現れる.これらの機能特性は相変態に基づき発現するため複雑である.より高機能な特性を発現する材料の開発,機能劣化などの特性の評価と機能特性の向上,および応用に関して幅広く議論する.

OS22 水素環境 の材料強度特性への影響
村上敬宜: 九州大箕島弘二: 大阪大
高井健一: 上智大松岡三郎: 九州大
近藤良之: 九州大野口博司: 九州大

OS23 自動車車体の構造強度・構造形成・疲労信頼性と軽量化
岡部友三朗: 日産中丸敏明: 日産
横山敦士: 京都工芸繊維大森孝男: 富山県大
西川出: 大阪工大
自動車車体の軽量化は,地球環境問題や省エネルギー等の観点から,益々重要な技術課題として関心を集めています.本OSは,(社)自動車技術会・技術会議傘下の3部門委員会(構造強度/構造形成技術/疲労信頼性)との連携により,幅広い視点に立った研究結果に基づく情報交換,並びに将来の方向性の展望,を目的とします.

OS24 三次元積層半導体チップにおけるシリコン貫通ビア/微細金属接合技術と強度信頼性
木下貴博: 富山県大池田徹: 京都大
澄川貴志: 京都大
半導体デバイスの高集積化を目的に,シリコンチップに十ミクロン径の銅製の貫通ビアを多数形成し,複数のチップを3次元に積層する技術が開発されている.積層されたチップ間の接合と電気的な通信は微細金属(マイクロバンプ)を介しておこなわれている.本セッションにおいては,貫通ビアやマイクロバンプから構成される半導体デバイスの強度について検討する.

OS25 供用エネルギー機器の経年変化と健全性評価
鹿島光一: 電力中研高橋宏治: 横浜国大
渡辺豊: 東北大小島千秋: 東京電力
野村友典: 関西電力堂崎浩二: 日本原子力発電
齋藤利之: 東芝電力システム町田隆志: 日立
北条公伸: 三菱重工業
発電機器などのエネルギー産業においては,材料の経年変化による劣化現象を解明して評価技術として確立し,これを運転管理に反映させることが重要である.本OSでは,各種の経年劣化事象のメカニズム,破壊力学に基づく欠陥評価,実機構造物への適用性検証、維持規格など規格基準への反映などについて,最新の成果・知見を情報交換し,議論することを目的とする.

OS26 西谷弘信セッション
渡辺一実: 山形大陳玳珩: 東京理科大
才本明秀: 長崎大長谷川久夫: 明治大
野田直剛: 静岡大
九州大学名誉教授,九州産業大学名誉教授,元日本機械学会副会長・西谷弘信先生は「切欠力学」,「電解研磨材連続観察」,「体積力法」の研究を行ってこられました.先生は境界要素法の提案以前から「体積力法」を提案されてきました.そして,門下のお弟子さんとともに体積力法の発展に今日まで尽力してこられました.先生の真摯な研究姿勢は材料力学部門の研究者に大きな励ましとなって門内外から敬愛を集めております.また,平成23年には80歳を迎えられます.そこで,西谷先生に啓発された門内外の研究者が集い,西谷先生の研究業績を讃え,80歳のお祝いも兼ねて記念のオーガナイズドセッション「西谷弘信セッション」を開催し,材料力学の進展動向について真摯な意見交換を行いたい.