【行事レポート】日本機械学会 2025年度 年次大会
No.25-1 日本機械学会 2025年度 年次大会報告(生産システム部門関連)
2025年9月7日~10日に,北海道大学・札幌キャンパスにおいて,日本機械学会 2025年度年次大会が開催されました.また、3部門合同同好会も開催されました.
部門単独のオーガナイズドセッションを1件,他部門との合同企画として部門横断セッションを2件企画しました.
部門単独のセッションでは以下の13件の講演が行われました.なお,学会からの通知に従い,学生が発表する講演に関しては,すべてポスター発表とさせていただきました.
生産システムの新展開(基礎・理論) 13件
口頭発表 4件
- ジョブショップ型生産環境において決定木を用いた工程リードタイム予測手法
- マルチエージェントモデルを用いた植物工場のサプライチェーンにおける情報共有効果の検証
- 取引履歴の統計解析に基づく構成部品推定方式
- 社会貢献度最大化をめざすリチウムイオン電池の循環利用計画
ポスター発表 9件
- 化粧品製造を対象とした粉塵発生を防止する調製槽用集塵フードの開発
- 連続繊維CFRPを使用した材料押出法における繊維の配置誤差に関する研究
- 化粧品製造プロセスを対象とした粉液混合用撹拌翼の開発
- 画像認識を用いた中・大型工作物の加工精度向上に関する研究
- 加速度センサとオートエンコーダによるプレス金型の異物挟み込み検知
- 中・大型工作物の穴あけ加工用経路探索方法
- 中小製造業における見積工数の予測モデル -暗黙知を起点とした機械学習モデルの提案-
- トラックの積み付けおよび輸送時間を考慮した異環境適応型遺伝的アルゴリズムによる最適化手法
- 学習・復習プロセスを考慮する生産工程教育法 -教育段階別の知識習得状況を定量化する評価手法-生産スキルに着目した工程分類手法の研究
合同企画としての特別行事企画と部門横断セッションは以下の2セッションが,いくつかのサブセッションに分かれて開催されました.
- 交通・物流機械の自動運転(部門横断セッション)19件
- 工作機械と生産システムの最前線(部門横断セッション)23件
今回も活発な議論がなされました.ポスターセッションでも多くの発表があり,大変な盛況ぶりでした.
昨年に引き続き開催された設計工学・システム部門と生産加工・工作機械部門との3部門合同同好会には,多くの方が参加されました.このうち,生産システム部門からの参加が多かったように見受けられました.カジュアルな交流の機会が得られ,参加者には多くの笑顔が見られました.
最後になりましたが,講演者ならびに参加者,セッションオーガナイザ,実行委員,関係各位に感謝申し上げます.次回の年次大会も引き続きご協力をよろしくお願いいたします.
田中 文基(北海道大学)


