部門長挨拶

川端 邦明先生
第104期部門長 川端 邦明(日本原子力研究開発機構)

第104期ロボティクス・メカトロニクス部門長を拝命いたしました、日本原子力研究開発機構の川端邦明です。104期のスタートにあたり、ご挨拶申し上げます。今期のロボメカ部門は、信州大学の河村隆副部門長、東京電機大学の河野仁幹事をはじめ、企画委員会・部門運営委員会の皆様のお力添えをいただきながら、部門登録者の皆様とともに運営してまいります。微力ではございますが、部門活動の活性化と発展に貢献できるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、近年は人工知能(AI)技術の社会への浸透が急速に進み、私たちの日常生活のさまざまな場面でその影響を実感するようになってきました。まさに社会が大きく変わろうとしている時期にあるといえるのではないでしょうか。なかでもフィジカルAIの分野では、AIを実世界の課題解決に応用していくことへの期待が高まっています。ロボメカ分野はこれまでも、機械の高度自動化や知能システム化を通じて実社会の課題に向き合い、解決策を提案してきました。こうした知見や経験は、この大きな流れの中でも重要な役割を果たしていくものと考えています。さらに高度な社会基盤技術の実現に向けては、他分野との交流や産学連携を一層深めていくことが重要であると感じています。

そのような中で、約4000名規模の部門登録者を擁するロボメカ部門最大の行事であるROBOMECH2026は、2026年6月28日から7月1日まで福岡国際会議場にて開催されます。「無限に拡がるロボティクス・メカトロニクス」をテーマに、多彩な企画が準備されています。講演申し込みも1700件を超えており、多くの皆様と活発な議論ができることを、今から大変楽しみにしております。分野融合や部門間連携も、講演会や関連イベントを通じて着実に広がりを見せています。こうした機会を通じて、皆様の研究活動の幅をさらに広げていただければ幸いです。

また、ROBOMECH2025より開始されたロボメカ・ファンミーティングは、交流の場として好評をいただいております。ROBOMECH2026においても継続して実施し、特に企業の皆様と若手研究者・学生との交流を通じて、今後の分野発展につながる新たな出会いが生まれることを期待しています。加えて、部門技術委員会により準備された、若手研究者同士のネットワーク構築を目的とした新たな企画も実施いたします。将来につながる人と人とのつながりを育む場として発展させていきたいと考えておりますので、若手の皆様にはぜひ積極的にご参加いただければと存じます。

さらに、部門欧文誌ROBOMECH Journalでは、査読者インセンティブ制度の運用を開始いたします。査読に積極的にご協力いただいた方が、論文投稿時に掲載料の優遇を受けられる仕組みです。優れた研究成果をタイムリーに発信することは、雑誌の価値向上にもつながります。引き続き、投稿および査読へのご協力をお願い申し上げます。

部門運営委員会では、このほかにもさまざまな取り組みを検討しております。これらを実現し、部門活動をさらに発展させていくためには、皆様のご協力が不可欠です。引き続きのご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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