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 CAD製図に思う

 宮城工業高等専門学校
 機械工学科5年 佐々木 昌宣

 本校の機械工学科の設計・製図にCADが使用されるようになり3年目になりました我々5年半も最後の製図課題である『エンジン』の製図がようやく終ったところです。
 4年生で一人一台CADを与えられ、マニュアルを片手に図面を描いていた頃に比べると格段に早くそして正確に図面を描けるようになりました。当時は、寸法に端数がついてしまったり、自分の操作ミスで図面を消去してしまうなどのトラブルを起したときはどう対処してよいのか判らず、先生を呼びに行くことが度々ありました。
 現在では、CADの便利な機能(複写や移動など)を有効に利用して、図面を描く能率がはるかに良くなりました。組立図を描きながら部品を登録していくと、提出の時は部品図を少し手直しするだけでよいので、とても楽に図面を描くことができます。
 このように便利で、将来役立つCADを2年間一人一台使用という恵まれた環境で勉強できたことをうれしく思い、機械工学科の先生方に感謝しております。


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