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東北学生研修会にて・・・

山形大学工学部
機械システム工学科4年 小野寺弘貴

 「東北学生研修会」は、初めての参加でした。実を言うと参加は全く考えていなかったのですが、今回参加することになりました。もっとたくさんの人が参加すると思っていたのですが、だいたい20人弱程度でした。以前に参加したことがある人に聞くと前はもっとたくさんの人が来ていたので、今回は少なく感じたそうです。
 「東北学生研修会」において、もっとも心に残ったのが、夜に「自分は何になりたいか?」という話をしあったことです。本来は、「東北セミコンダクタ」における工場見学がメインとなるところなのでしょうが、半導体はあまり好きとは言えないので、記憶していることといえばパソコンに使われているDRAMがつくられていることくらいです。(なぜパソコンかというとMac所持者だからです。)少し意外だったのが、見学後に「東北セミコンダクタ」を背景にして写真を撮ろうとしたところ警備の人にダメだと言われてしまったことでしょうか。
 なぜ、工場見学よりも夜に語し合ったことが心に残ったかというと、ほとんどの人が現実的な自分の目標を持っていたからです。
 特にこれといった目標は持っていません。とりあえず、高校の時に勉強した数学と物理をもう少し勉強したくて進学してきたのです。まだ物足りないのでさらに進学することになりましたが、エンジニアという言葉には抵抗があります。イメージとしては車関係の仕事をする人という感じを受けます。しかし、私は車にはおよそ普通の人と比較してはっきりと興味を抱いていません。(基本的に、機械には興味があまりないといえます。)つまり、エンジニアにはなりたいとは思っていません。結果的には、エンジニアといわれるかもしれませんが・・・
そんな私にアドバイスをくださった方々ありがとうございました。(卒業研究でガン細胞やノーマルな細胞の動力学特性を調べているといったので、記憶している人は多いと思います。)
 この「東北学生研修会」は、はじめは単なる工場見学の場だと思っていたのですが、他の学校との交流を深め、意見を聞ける良い場であると考えが変わりました。


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