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振り返ると

一関工業高等専門学校
機械工学科 5年 石川 勝志

 1年の頃には、5年間というのはとても長いだろうなと思っていた高専生活も、あっという間に過ぎてしまったように思えます。僕の高専生活を振り返ってみると、一番多く思い出に残っているのは部活動のことです。
 僕は5年間、卓球部に所属してきました。1年の頃は、練習がとてもきつくて、家に帰ると茶の間で寝てしまう日々が続きました。でも、少しでもうまくなって先輩たちにおいっこうと、自分でいうのも変だが、毎日毎日部活に参加して、精いっぱい練習をしました。そして、2年の時に初めて高専大会に出場することができましたが、地区大会の一回戦で敗れてしまいました。それが悔しくてその後の練習には熱がはいりました。そして4年の時、シングルスで地区大会を突破して、全国大会に出場することができました。しかし、その後僕はあまり部活に行かなくなってしまい、行っても、練習に身がはいりませんでした。その時の僕は大会での成績に満足し向上心を忘れてしまっていました。そんな状態のまま最後の高専大会をむかえました。そんな状態で勝てるはずもなく、僕は地区大会で負けました。その後僕は、“毎日部活にでていれぱ”、“もっとしっかり練習していれば”と悔やみました。しかし、気付くのが遅すぎました。
 今はもう部活動も終って、卒研におわれる日々が続いています。僕はこの経験をもとにして、悔いの残らないように、その時に自分に出来ることはしっかりとしていきたいと思います。


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