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学部生そして機械学会学生員としての3年間

東北学院大学工学部
機械工学科4年 鈴木 素生

 私が機械学会の学生員となってから約3年が経ちます。機械学会に入ってから今考えてみると、春先に行われる東北支部講演会の講演に参加した(といっても講演をしたのではなく聞きにいっただけ…。無知な私が講演をすることなんて考えられませんわね)以外は殆ど活動していませんでした。サークルで言えばめったに顔を見せない幽霊部員といったところでしようか。しかも講演後の懇親会にはしっかりと出ていたという、懇親会目的で学会にはいったものだと勘違いされそうな活動内容でした。
 学生員としてやってきて一番悔いが残ったのは学生研修会に参加できなかった(いや、参加しなかった)ことです。過去のComPassを読んでみると、全国学生研修会に参加してとても内容が充実していて様々な面で勉強になったなどと記されています。別に大学院生でも恐らく参加できないということはないのでしょうが(よくわかりませんが…)、時間的に余裕のある学部生のうちに参加できなかったのか(ちがうって、参加しなかったでしょ!)やはり悔やまれます。今年も山形であったようですが大学院入試直前ということがあり参加したくても参加できませんでした。しかも大学院入試は見事(!)撃沈……。2年生や3年生のときに参加していれば……。
 しかし、やはり講演会だけでも聞きに行く価値はありました。発表のしかたや発表のためにどれだけ準備しなければならないかなど、またなんといっても今どういう研究がなされているかが詳しくはわからなくとも漠然とわかればそれだけで収穫だとおもいます。そして、なんと言っても懇親会!!(……手がつけられん……)ここでいろいろな先生方や企業の方たちと本当にいろいろな話ができ(ちなみに私は酒は殆ど飲まない。弱くはないのだが…)、有意義に過ごせると考えていますので、そう意味ではおすすめかもしれません。
 まもなく学生生活を終え(順調に行けば…、あっ卒研が…)私の人生の中で初めて浪人生活(大学院入試のため)を味わうことになりました。これからも機械学会とは1学会員としてかかわっていきますが、今までの中途半端な活動にとどまらず、学会員らしい有意義な活動を自分なりにできればと思っています。


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