講習会案内
◆ 中国四国支部 第124回講習会 ◆

「機械工学の基礎講習会」
-機能性材料と特性解析-


開催日

2015年9月18日(金)

会場

徳島大学工学部共通講義棟K601講義室
(〒770-8506 徳島市南常三島町2丁目 1番地)
http://www.tokushima-u.ac.jp/access/

および 遠隔講習受信会場

趣旨

 従来の材料では発現できなかった特性を持つ「機能性材料」は,工業品から日常生活品にいたるまで, さまざまな用途に使用されています.本講習会では,初心者の技術者および学生を対象として,再生 可能材料や高硬度薄膜材料の作製方法及び機械的・化学的特性解析に関する基礎知識を習得してもらう ことを目的とした内容を企画しました.機械学会会員のみならず広く一般の方々で興味,関心をお持ち の方々,多数の参加をお待ちしております..

対象

材料力学・材料科学に関わる学生および社会人

講師

Antonio Norio Nakagaito (徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部 准教授)
米倉 大介(徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部 准教授)
日下 一也(徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部 講師)

次第

10:30~12:00

ナノセルロースの基礎と紙を原料とする高強度材料の作製 : Antonio Norio Nakagaito准教授

プラスチック複合材料として注目されている高強度ポリマーナノコンポジットを作製する上で, ナノ繊維構造をもつ天然繊維を用いる重要性と意義を概説する.また,高強度複合材料を作る上で, ナノスケールにする必要性についても解説する.

13:00~14:30

金属材料の表面改質の基礎 : 米倉 大介 准教授

金属系機械材料の表面改質技術について概説し,その中でPVD法を用いた各種薄膜を成膜・ 適用する時に重要となるポイントについても解説する.

14:45~16:15

X線応力測定法の基礎と応用 : 日下 一也 講師

X線回折を利用した各種材料の残留応力測定法について詳しく解説する.また,大型放射光施設 SPring-8で実施したナノ薄膜の内部応力測定結果についても紹介する.

定員

徳島大学会場30名,遠隔講習受信会場4地点まで

聴講料

会員4,000円,会員外 6,000円,学生2,000円.
企業における遠隔講習受信会場:特別員30,000円,特別員以外50,000円.
(大学・高専等が遠隔講習受信会場の場合は,聴講料は個人扱い)

教 材

当日配布

申込み

はがき,FAXまたはE-mailで「第124回講習会申込み」と題記し,
 (1) 氏名,会員資格[会員番号]
 (2) 勤務先名称,所属部課名
 (3) 通信先(住所,電話,FAX番号,E-mailアドレス)
 (4) 受講方法(徳島大学会場 もしくは遠隔講習受信会場)
 (5) 送金内訳と振込日,振込予定日(徳島大学会場で受講の場合)をご記入の上,お申し込み下さい.

送金は,銀行振込み(広島銀行西条南支店,普通預金,No.2429670,口座名:一般社団法人日本機械学会中国四国支部)をご利用ください.なお,送金には,上記内容を記入した用紙を添えて現金書留をご利用いただいても結構です.
遠隔講習受信会場で受講ご希望の場合,TV会議システム相互接続の確認後,ご送金いただきます.

申込締切

2015年9月11日(金)

申込先

〒739-8527
東広島市鏡山1-4-1
広島大学工学部第一類内
日本機械学会中国四国支部
電話&FAX:(082)424-7533
E-mail:cs-staff@jsme.or.jp

問合せ先

徳島大学大学院 ソシオテクノサイエンス研究部 太田光浩
電話&FAX:088-656-7366
E-mail:m-ohta@tokushima-u.ac.jp

注意

 遠隔講習受信会場は最大4地点まで可能ですので,遠隔講習を希望される場合には申込をお願いします(先着順). 申込後に徳島大学のTV会議システムと申込受信会場のTV会議システムとの相互接続確認を行います.

当ホームページへのご意見・ご要望・お問合わせ等は cs-staff@jsme.or.jp へお願いします。