部門紹介

このページでは、部門長挨拶、設計工学・システム部門の創設の背景と、この部門が対象とする分野および領域について紹介します。

更新:2026/4/24

第104期部門長 井上 全人(明治大学)

第104期部門長 井上 全人(明治大学)2026年度、第104期の部門長を務めさせていただくことになりました。副部門長の古賀毅先生(山口大学)、幹事の山田周歩先生(富山県立大学)をはじめ、運営委員会委員の皆様、アドバイザリーボードの皆様、そして日頃より部門活動を支えていただいている皆様、事務局の皆様とともに、本部門のさらなる発展に向けて尽力して参ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

本部門は、製品・サービスの価値創出から最適設計、知識マネジメント、さらには組織やプロセスに関わる設計論に至るまで、設計行為を横断的に扱うことを特徴としています。このような多様な分野の研究者・実務者が集い、相互に刺激を与え合う場であることが、本部門の大きな強みであると考えております。

近年、生成AIをはじめとする技術が急速に普及し、設計工学の分野においても、これらを活用した問題解決が一般化しつつあります。しかしながら、社会における本質的な課題をどのように設定し、AI等によって得られた解決方策の中から何を選択するかという意思決定は、人間が担うべき極めて重要な役割であり、今後の設計工学において最も重要な論点の一つであると考えています。

本部門においては、こうした「問題設定」と「意思決定」の重要性を改めて認識し、多様な研究者・技術者が分野を越えて知見を持ち寄り、活発に議論できる場をさらに充実させていきたいと考えております。そのような交流が自発的に生まれ、新たな研究や協働へとつながる環境を整備していくことが、今後の部門の重要な役割であると考えています。

本部門の主要な行事として、部門講演会が2026年8月26日から28日に豊田工業大学にて開催される予定です。また、各種講習会の企画も進められています。これらの講演会や講習会は、異なる分野の研究者・技術者が直接議論し、知見を共有する貴重な機会です。とりわけ、社会の課題設定や意思決定の質を高めていくためには、このような場における対話と相互理解が不可欠であると考えております。ぜひ多くの皆様に積極的にご参加いただき、活発な議論と交流を通じて、本分野のさらなる発展につなげていただければ幸いです。

そのためには、従来の活動を大切にしつつも、より多くの方々が参加しやすく、関わりやすい運営を進めていくことが重要です。特に、若手研究者やこれまで本部門との関わりが少なかった方々にも関心を持っていただき、多様な視点が自然に交わる環境を整えていきたいと考えております。

一方で、部門活動は多くの方々のご協力によって成り立っています。運営に携わっていただく皆様にはご負担をおかけする場面もあるかと存じますが、できる限り効率的で持続可能な運営を心がけて参りますので、引き続きご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

本部門が、設計工学・システム分野における新たな価値創出の起点となり、皆様にとって有意義な交流と発展の場であり続けるよう努めて参ります。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

対象とする分野および領域

設計工学・設計方法論・設計学 CAD/CAM/CAE ,シンセシス,アナリシス,アブダクション,創発,場の理論,発想・創造支援,創発的計算法,タグチメソッド, QFD , TRIZ , DfX
最適設計 構造最適化,システム最適化,最適化手法,トポロジー最適化,形状最適化,多目的最適化,応答曲面近似,逐次近似最適化,ロバスト設計,信頼性設計,データ駆動設計
設計知識 設計哲学,設計原理,設計公理,設計知識処理技法,設計知識マネジメント,設計知識共有・再利用,機能モデリング
製品開発・情報管理 製品モデル,製品開発,プロジェクト・マネージメント,コンカレントエンジニアリング, PDM , SCM , EPR ,ディジタルモックアップ,ラピッドプロトタイピング
設計組織 ビジネスモデル,エンタープライズモデル,設計生産性,グローバルエンジニアリング
システム工学 分散・協調,コラボレーション,インターネット応用技術,データベース,遠隔教育
ヒューマンインタフェース 身体性メディア技術,バーチャルリアリティ,ハプティックス,モバイル,ウェアラブル, IPT ,実世界指向
人工物工学の展開 人工物工学,サービス工学,ライフサイクル工学
新しい人工物 マイクロマシン

入会・登録

日本機械学会への入会をご希望の方は,下記をご参照下さい.
入会のご案内 

日本機械学会では,会員の方の専門分野や興味のある分野を元に,部門登録を行っていただいております.
部門登録いただいた会員の方には,部門のインフォメーションメールが配信されます.
部門登録者数は部門のアクティビティ評価にもつながっておりますので,まだ部門登録がお済みでない方は是非とも設計工学・システム部門を部門登録していただけるようお願い申し上げます.

部門登録の方法

  • 機械学会 会員専用ページにログイン(https://www2.jsme.or.jp/login.php
  • メニューの「会員情報管理」をクリック
  • 「部門登録」タブをクリック
  • 部門登録を確認・変更
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  • ログアウトして完了

なお,部門登録に関しましてご不明な点がございましたら,下記問い合わせまでご連絡下さい.

部門メール配信

部門登録において設計工学・システム部門を選択された会員の方は,自動的に設計工学・システム部門インフォメーションメールの配信先として登録されます.
※過去のインフォメーションメールは,こちらで確認できます.

情報発信の方法

以下の情報を下記問い合わせまでご連絡下さい.
「件名(タイトル)」
「発信者(部門長を含める)」
「配信を希望する文面(テキストデータ)」

ご注意

2000文字以内で文面を作成して下さい.超えると配信することができません.また,ファイルの添付はできません.
広報委員会にて内容を確認後に配信いたします.配信までに多少お時間がかかる場合があることをご承知おき下さい.
体裁については、過去のインフォメーションメールを参考にして下さい.

問い合わせ先

会告などで設計工学・システム部門のwebページに文書の掲載を依頼される方は,下記までご連絡下さい.
設計工学・システム部門 担当職員 小林 由佳 (E-mail:dsd @ jsme.or.jp)

技術活動報告書(~2018年度 部門活動実績)

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