主査:川島 豪
神奈川工科大学
2024年は2回の研究会を開催しました.1回目は2月28日(水)に日本音響学会 騒音・振動研究会との共催により,鉄道総合技術研究所 国立研究所でハイブリッドにて,参加者60名(現地参加26名含む)で開催しました.榎本氏(JAXA)による「フローダクト内に設置した共鳴型音響ライナの管路音響解析」,石原先生(徳島文理大)による「非定常流体力と翼の振動」,貝塚先生(工学院大)による「放射モードと接線法に基づくパーソナル音響システム」,松岡氏(大同大)による「超音波振動源の複数化による浮き上がり火炎の燃焼持続時間へ与える影響と比較」,真川氏(金沢工大)による「知的生産性への音環境の影響に関する研究 −音の付加による環境改善の可能性の検討−」,山内氏(日立)による「手を叩く音を用いた居室の標準的な平均吸音率の測定方法の検討」,牧野氏(京大院)による「空力音源の移動に伴う放射音の振幅変調に関する実験的検討」,宇田氏(鉄道総研)による「高速鉄道の音源解析および台車部空力音に関する研究」の8件の講演を聴講し,研究所の試験設備を見学させていただきました.最後に意見交換会を開催し,両研究会の交流を深めました.2回目は11月15日(金)に,東芝 研究開発センター イノベーション・パレットでハイブリッドにて,参加者30名(現地参加21名含む)で開催しました.蛭間氏(東芝)より東芝研究開発センターの紹介をしていただき,宇田氏(鉄道総研)による「高速鉄道の音源解析および台車部空力音に関する研究」,武藤氏(日立)による「多目的ベイズ最適化を用いた積層吸音材の最適設計」,江波戸氏(東芝)による「低域指向性・局所増音を実現する音場制御技術の開発」の3件の話題提供を聴講しました.最後に音響メタマテリアル,音場制御,音響加振診断,ANC圧電スピーカの説明とデモを見せていただき,場所を移して意見交換会も開催しました.
このように多くの情報交換が期待できる研究会です.皆様の積極的なご参加をお待ちしています.参加ご希望の方は川島(kawashima[at]eng.kanagawa-it.ac.jp),または江波戸幹事(akihiko.enamito[at]toshiba.co.jp)までご連絡ください.
主査:添田 晴生
大阪電気通信大学
2024年11月8日、NEE研究会第28回講演討論会を対面とオンラインのハイブリッド形式で開催した。NEE(Numerical Environmental Engineering)研究会は環境分野で数値計算を用いている研究者・技術者が幅広く集う場所の提供を目的として、年1回開催される研究会であるが、最近は、数値計算に限定せず、環境分野全般をテーマにして研究会を開催している。第28回研究会では「機械学習を利用したエンジニアリング」をテーマとし、電通総研 横井俊昭氏、東テク 宮坂房千加氏、大阪大学 荒木 真先生に講演をいただいた。横井氏からはエンジニアリング業務におけるAI・ビッグデータの活用状況について、宮坂氏からは機械学習を利用した個別空調の快適運転についてそれぞれ講演いただいた。最後に荒木先生からは機械学習を用いた大気質予測について講演いただき、データセットの質が成功の鍵であり,バックグラウンドについての知識がより重要であることが強調された。今回の参加者は対面とオンライン合わせて約85名程度であった。NEE研究会では今後も環境分野における講演を企画しており、多くの方の参加を歓迎いたします。NEE研究会のこれまでの活動については下記サイトで確認できます。
http://www.see.eng.osaka-u.ac.jp/seeea/seeea/NEE/J-NEE2.html
主査:榎木光治
電気通信大学
「サーモインフォマティクス研究会」は,エネルギーの最終形態である「熱」の有効利用に取り組み,エネルギー・環境問題の解決を目指した学術的研究や技術開発を,「情報学」との融合によって既成概念を超えた革新的発展につなげることを目的に,2020年11月より活動しています。設立当初は,主査を九州大学の宮崎隆彦先生が務め,幹事として電気通信大学の清雄一先生と榎木が加わる3名体制でしたが,2024年度から新体制となりました。現在は,主査:榎木,幹事:清雄一先生(引き続き就任),大内崇史様(福岡県工業技術センター),および金城富宏様(JAXA)の4名で運営しています。
これまでは主にリモートで年2回(9月と3月)開催していましたが,2024年度末の3月に初めて電気通信大学(東京都調布市)で対面開催を行いました。その際は14名が参加し,少人数ながら活発な議論が行われました。リモート形式には参加者数の増加や利便性といった利点があるものの,大学の講義などと同様に,対面ならではの良さがあることも再認識されました。
今年度は諸事情により9月の研究会を開催できませんでしたが,2025年3月17日(月)10:00から2時間,リモートで実施いたします。今回の研究会では以下の2名の方にご講演いただいた後,30分ほどの総合ディスカッションの時間を設け参加者全員で意見交換を行う予定です。
宮崎 隆彦 先生
「機械学習を用いたヒートポンプ性能予測における特徴量選択の影響解析」
上村 栞生 さん(電気通信大学 学部4年)
「円形流路内垂直沸騰流の実験的評価および深層学習による沸騰熱伝達率の予測」
参加費は無料で,現在委員でない方や興味のある学生の参加も歓迎しております。
登録締切:2025年3月10日(月)
参加登録フォーム:https://forms.gle/BvYeayeq68XSU6SH6
連絡先:榎木(enoki.koji[at]uec.ac.jp)
詳細は研究会ウェブサイト(https://www.thermoinformatics.lab.uec.ac.jp)をご参照ください。