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第99期部門長挨拶


第99期部門長
関西大学
システム理工学部
教授 谷 弘詞

 第99期情報・知能・精密機器(IIP)部門長を務めさせていただくことになりました、関西大学の谷 弘詞です。本年も引き続きこのIIP部門の分野活性化を図り、会員の皆様、各委員会および分科会委員の皆様の活動がより良くなりますよう務めていく所存です。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 昨年度はCOVID-19による緊急事態宣言など深刻な社会状況でしたが,前部門長の正宗先生,学術委員の皆様のご尽力により、生産システム(MSD)との部門講演会の合同開催を開催することができました.講演会では特別講演として「新しい生活様式とサイバーフィジカルシステム」といったまさしく現状の社会の変容に対応した貴重なお話を伺うとともに,盛況な講演会にすることが出来ました.日本機械学会の進める部門間交流の促進に対し,本年度もこの流れをさらに加速させるべく、昨年度皆様の築いたネットワーク基盤を元に、今期も継続して進めてく所存です。会員の皆様には講演会,研究会へのご参加,また運営委員会,各種委員会の皆様には部門間交流へ向けての新たな試みを積極的にご提案していただきますようよろしくお願いいたします。

 IIP部門は今年度で設立30周年にあたり,更なる活動の活性化を期待したいところです.しかし,COVID-19の終息が未だ見通せず,今年度も学会活動はオンラインを主にすることなどから,部門活動においてはポストコロナの部門活動に対応したものが必要となります.IIP部門では、機械のみならず、情報・電気・電子・通信・人間・医療・福祉等の境界領域を含めた基礎・応用研究が議論されています.このような多岐に渡る研究者・エンジニアが集まってオンサイトで議論するほうが次に繋がる新しい新結合が出るかと思いますが,その一方でオンライン開催も本質の見極め、裾野を拡げる可能性や分野間・世代間を繋ぎやすくする魅力があることを私たちは再認識しています。本年度は,このようなオンライン開催の利点も考慮しながら,講習会の充実化,広報活動における積極的な動画配信など積極的にトライしていきたいと考えています.

 また,2022年度には米国機械学会ISPS部門との共催でMIPE2022を名古屋大学において開催する予定です.この会議ではオンサイト・オンラインの併用による開催を目指しています.COVID-19終息後はじめてのオンサイトによる学会で皆様が一堂に会し直接お話しできることを期待して,MIPE2022の成功のために実行委員会のメンバ含め皆様のご協力を切にお願いいたします.

 今後とも,アカデミア、企業からの研究者が集結し参加する中で、より良い議論の場を作り、実社会・実世界にきちんと実装することを議論する場をIIP部門が提供すること.さらに、社会変革が進まざる得ない中で、部門のあるべき姿、機械学会のあるべき姿についても、皆様とも議論しながらより良い方向へと前進して行ければと思います。最後に、会員の皆様のこれまでのご協力に感謝いたしますと共に、皆様の益々のご活躍を祈念いたしまして、ご挨拶とさせていただきます。

Last Modified at 2021/4/7