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第98期部門長挨拶


第98期部門長
東京女子医科大学
先端生命医科学研究所
教授 正宗 賢

 第98期情報・知能・精密機器(IIP)部門長を務めさせていただくことになりました、東京女子医科大学の正宗賢です。本年も引き続きこのIIP部門の分野活性化を図り、会員の皆様、各委員会および分科会委員の皆様の活動がより良くなりますよう務めていく所存です。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 昨年度は前部門長の有坂様のリードの元、若手中心の将来構想委員会の継続をはじめ、機械学会におけるIoTとの連携強化、そして、生産システム部門 (MSD) との部門講演会合同開催の準備を中心に活発に活動してきました。特にMSDとの合同開催につきましては、今後の機械学会の向かうベクトルを占う試金石と位置づけ、素晴らしい会となるはずでしたが、今まだ終息に至らないCOVID-19禍により中止となり、誠に遺憾に思います。しかし、昨年度皆様の築いたネットワーク基盤を元に、今期も継続して進めてく所存です。会員の皆様には奮ってご参加いただくようよろしくお願いいたします。

 2020年度前半はCOVID-19による緊急事態宣言下の社会の変容をうけ、国内外の学会や研究会活動も大きく制限を受けています。3年に一度開催しているMIPEについても、ASME側のISPS部門は今年はオンライン開催とのことで、今後開催予定のMIPE大会もどのような形となるか模索中です。ネット会議システムが洗練化され、新しい様式が模索されています。IIP部門では、機械のみならず、情報・電気・電子・通信・人間・医療・福祉等の境界領域を含めた基礎・応用研究が議論されています。私自身、医学と工学の狭間で活動をしてきましたが、機械専門分野の技術・知恵を頂きながら、臨床現場であるべき技術を追究してきました。そのため、人と人とが集まってオンサイトで議論するほうが次に繋がる新しい新結合が出るかと思います。その一方でオンライン開催も本質の見極め、裾野を拡げる可能性や分野間・世代間を繋ぎやすくする魅力があることを目の当たりにしています。

 我々は、以上のことを念頭におき、アカデミア、企業からの研究者が集結が参加する中で、より良い議論の場を作り、実社会・実世界にきちんと実装することを議論する場となるよう心がけたいと思います。さらに、社会変革が進まざる得ない中で、部門のあるべき姿、機械学会のあるべき姿についても、皆様とも議論しながらより良い方向へと前進して行ければと思います。皆様におかれましては、引き続きご協力のほどよろしくお願いいたします。

 最後に、会員の皆様のこれまでのご協力に感謝いたしますと共に、皆様の益々のご活躍を祈念いたしまして、ご挨拶とさせていただきます。

Last Modified at 2020/6/5