歴史に残る機械技術関連遺産を大切に保存し、文化的遺産として次世代に伝えることを目的に、主として機械技術に関わる歴史的遺産「機械遺産」(Mechanical Engineering Heritage)について日本機械学会が認定する。

 

■WHAT’S NEW
2023/07/28
2023年度機械遺産を認定いたします

機械遺産 Mechanical Engineering Heritage

機械遺産について

日本機械学会は2007年6月に創立110周年を迎えました。その記念事業の一環として、歴史に残る機械技術関連遺産を大切に保存し、文化的遺産として次世代に伝えることを目的に、日本国内の機械技術面で歴史的意義のある「機械遺産」(Mechanical Engineering Heritage)を認定することにいたしました。

「機械遺産」の認定は、本会の行う重要な事業として、今後も継続致しますので機械遺産について、当ホームページをご覧になった皆様には、ぜひ一度現地を訪問され、「機械遺産」をご自身の目でご覧頂きたく、あわせて今後の「機械遺産」認定に対し、ご理解とご支援を重ねてお願い申し上げる次第です。

日本機械学会

 

候補推薦のお願い

今期認定一覧

今般、日本機械学会は2023年度機械遺産として4件(Collection:4件)を認定いたします。

7月 :
2023年度「機械遺産」候補推薦募集開始(締切2022年9月23日)。
8月 :
第5回機械遺産委員会開催。年度の総括、新年度委員会構成検討。
機械の日「機械遺産」認定証及び感謝状授与。
10月 :
第1回委員会開催。申請書類の書類審査による1次スクリーニング。
12月 :
第2回委員会開催。委員の比較調査結果を踏まえて2次スクリーニング、現認調査対象を選定。
2023年 2月 :
第3回委員会開催。委員の現認調査の結果を踏まえて最終選考、監修委員会に提案。
4月 :
機械遺産監修委員会(委員長 藤江正克)開催。機械遺産委員会より機械遺産候補の提案に至る経過・現認状況説明。審 議の 結果「機械遺産」推薦候補を了承。
理事会にて2023年認定「機械遺産」候補全てを承認。
6月 :
第4回委員会開催:認定解説資料作成。
7月 :
2024年度「機械遺産」候補推薦募集開始(締切2023年9月22日)。
8月 :
第5回機械遺産委員会開催。年度の総括、新年度委員会構成検討<予 定>。
機械の日「機械遺産」認定証及び感謝状授与<予 定>。

2023年認定

No.117 東京都

プラネタリウム投映機 M-1型

Collection

国立大学法人東京海洋大学

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No.118 神奈川県

小田急電鉄3000形
(特急ロマンスカーSE)

Collection

ロマンスカーミュージアム

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No.119 滋賀県

旧和中散本舗の
人車製薬機

Collection

旧和中散本舗

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No.120 静岡県

三共工作機械資料館の歴史的工作機械群

Collection

三共工作機械資料館

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