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部門賞規定

日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門賞規定

平成 3年 6月 4日制定
平成 6年 3月 8日改正
平成 7年10月20日改正
平成 9年 6月 7日改正
平成13年 9月17日改正
平成15年 3月16日改正
平成16年 3月 7日改正
平成27年 9月15日改正


1.部門賞の設置
ロボティクス・メカトロニクス分野の活性化をはかる一環として日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門賞を設ける.


2.部門賞の対象
部門賞は,功績・業績を対象とする賞であり,その内容により,次の3賞を置く.

(1) 部門功績賞は,ロボティクス・メカトロニクスの分野で,研究,教育,学会活動の面で多大の影響を及ぼし,国際的評価が高く,かつ有力な著書,論文などを著している個人または団体(法主体)に贈る.

(2) 学術業績賞は,ロボティクス・メカトロニクスの分野で萌芽的あるいは発展性のある学術業績を挙げた個人または団体(法主体)に贈る.

(3) 技術業績賞は,ロボティクス・メカトロニクスの分野で萌芽的あるいは発展性のある技術開発面での業績を挙げた個人または団体(法主体)に贈る.

3.受賞候補者の資格
 部門賞の受賞候補者は原則として日本機械学会会員とする.

4.部門賞候補者の推薦方法及び時期
 部門賞募集は公募によるものとし,推薦または本人または団体(法主体)よりの申請による.提出は,部門長宛とする.募集方法は,部門ホームページや部門主催講演会などで公示する.推薦締切は原則として当該年度の10月末日までとする.

5.審査の方法
部門運営委員会の指名による表彰委員会(委員長は副部門長が担当)が部門賞候補者の中から日本機械学会部門賞通則第5項に基づく人数以内を選考し,推薦理由を付して,部門長に報告する.なお,表彰委員長が部門賞候補になった場合,次年度の候補者として繰り越す.部門賞の最終決定は,ロボティクス・メカトロニクス部門運営委員会が行い,部門協議会を経て理事会に報告する.なお,当該年度の,日本機械学会若手優秀講演フェロー賞の候補者,ならびに,ROBOMECH 表彰の候補者は,ベストプレゼンテーション表彰の選考対象とはならない.(同じプレゼンテーションに対する審査結果に対して,日本機械学会とロボティクス・メカトロニクス部門との両方のプレゼンテーション賞の候補となることを防ぐため)

6.表彰の方法
表彰はロボティクス・メカトロニクス部門長名により行い,受賞者に賞状とメダルを贈呈する.

7.表彰の時期と場所
 翌年度開催のロボティクス・メカトロニクス部門主催の講演会に併せて行う.

8.経費
 部門賞にかかわる一切の諸経費は,部門において負担する.

9.規定の変更
この規定を変更しようとするときには,ロボティクス・メカトロニクス部門運営委員会の議を経て,部門協議会ならびに理事会の承認を得なければならない.

10.各賞の英文名称
 各賞の英文名称は次の通りとする.
a)功績賞:Robotics and Mechatronics Award
b)学術業績賞:Robotics and Mechatronics Academic Achievement Award
c)技術業績賞:Robotics and Mechatronics Technological Achievement Award

11.付則
表彰委員で受賞候補者になった者は,当該賞の選考作業に参加できない.

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日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門一般表彰規定

1998年11月10日制定
2003年 9月 5日改正
2004年 3月 7日改正
2009年11月24日改正
2014年 3月15日改正
2017年10月 1日改正
2018年 4月 1日改正
2019年 1月 11日改正

1.部門一般表彰の設置
 ロボティクス・メカトロニクス分野の活性化をはかる一環として部門一般表彰を設ける.

2.部門一般表彰の対象
 部門一般表彰は,成果・貢献を対象とする表彰であり,その内容により,次の10種類を置く.

(1)ROBOMECH表彰(学術研究分野)は,当該年度のロボティクス・メカトロニクス部門が主催および共催する講演会・シンポジウムなどにおいて,研究内容および技術的成果に対して高い評価を得た著者全員に対して行う.なお,共催の場合には,本部門が財務に責任を持つ場合のみを対象とする.査読なし対象講演会では発表件数が250件までは1件,250件を超えるごとに1件を加算し,査読あり対象講演会では50件までは1件,50件を超えるごとに1件を加算した件数を原則として表彰件数の上限とする.

(2)ROBOMECH表彰(産業・実用分野)は,当該年度のロボティクス・メカトロニクス部門が主催および共催する講演会・シンポジウムなどにおいて,産業応用および実用化された技術成果に対して高い評価を得た著者全員に対して行う.なお,共催の場合には,本部門が財務に責任を持つ場合のみを対象とする.

(3)ベストプレゼンテーション表彰は,当該年度のロボティクス・メカトロニクス講演会において,プレゼンテーション面に対して高い評価を得た個人に対して行う.

(4)部門貢献表彰は,部門への著しい貢献が認められる個人,または団体に対して行う.

(5)ロボットグランプリ,レスキューロボットコンテストおよび,ロボカップジュニアの,各競技カテゴリにおいて,開発内容に対して高い評価を得た開発者全員に対して,競技部門表彰を行う.表彰名は次のようにする.「ロボットグランプリ 日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門表彰」,「ロボカップジュニア 日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門表彰」,「レスキューロボットコンテスト 日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門一般表彰」

(6)部門欧文誌表彰は,ROBOMECH Journalに掲載された優秀な論文の著者全員に対して行う.

(7)部門先端技術表彰は,企業等において数年以内に開発・発表されたロボティクス・メカトロニクス分野に関連する新技術,製品,およびシステムを対象とし,当該技術を開発・発表した個人または団体に対して行う.ただし,受賞候補者が既に日本機械学会賞(技術)または部門先端技術表彰を受けている場合は,対象となる業績が日本機械学会賞(技術)および部門先端技術表彰の内容と独立であることを要する.受賞人数などの詳細は日本機械学会賞(技術)に準ずる.

(8)部門優秀製品表彰は,ロボティクス・メカトロニクス分野に関連する製品で,設計,生産,デザインなどの技術力,独創性において国内外で高い評価をうけているものを対象とし,当該製品を開発した個人または団体に対して行う.ただし,受賞候補者が既に日本機械学会優秀製品賞または部門優秀製品表彰を受けている場合は,対象となる業績が日本機械学会優秀製品賞および部門優秀製品表彰の内容と独立であることを要する.受賞人数などの詳細は日本機械学会優秀製品賞に準ずる.

(9)部門優秀論文表彰は,過去3ヵ年に発行された日本機械学会学術誌で直接投稿され掲載された単一の論文のうち,優秀な論文の著者全員に対して行う.ただし,受賞候補者が既に日本機械学会賞(論文)または部門優秀論文表彰を受けている場合は,対象となる業績が日本機械学会賞(論文)および部門優秀論文表彰の内容と独立であることを要する.対象となる掲載期間や受賞候補の資格などの詳細は日本機械学会賞(論文)に準ずる.

(10)部門教育表彰は,ロボティクス・メカトロニクス分野に関わる教育活動において顕著な業績をあげた会員個人またはグループに対して行う.ただし,受賞候補者が既に日本機械学会教育賞または部門教育表彰を受けている場合は,対象となる業績が日本機械学会教育賞および部門教育表彰の内容と独立であることを要する.対象となる活動内容や受賞候補の資格などの詳細は日本機械学会教育賞に準ずる.

(11)その他,当該年度のロボティクス・メカトロニクス部門主催・共催の講演会・シンポジウム・コンテストなどにおいて,当該実行委員会から申請があった場合,部門長の認証を得た表彰を設けることができる.

3.表彰候補者の資格
 部門一般表彰の表彰候補者は原則として日本機械学会会員とする.

4.表彰候補者の推薦方法及び時期
ベストプレゼンテーション表彰は当該年度のロボティクス・メカトロニクス講演会の実行委員会が候補者を選考し,開催日から5ヶ月以内に表彰委員会に推薦する.ROBOMECH表彰,部門貢献表彰,部門先端技術表彰,部門優秀製品表彰,部門優秀論文表彰,および部門教育表彰候補者は公募によるものとし,推薦または本人よりの申請による.提出は,部門長宛とする.募集方法は,部門ホームページや部門主催講演会などで公示する.なお推薦締切は原則として,ROBOMECH表彰,部門貢献表彰は当該年度の10月末日まで,部門先端技術表彰,部門優秀製品表彰,部門優秀論文表彰,部門教育表彰は当該年度の6月末日までとする.部門欧文誌表彰は欧文誌委員会が候補論文を選考し,当該年度の11月末日までに表彰委員会に推薦する.なお,ROBOMECH表彰で対象とする講演会・シンポジウムは前年度の10月1日以降,当該年度の9月30日までに開催されたものとする.競技部門表彰は,当該の競技参加者すべてを候補とする.部門欧文誌表彰で対象とする論文は前年度の10月1日以降,当該年度の9月30日までに発行されたものとする.

5.審査の方法
ROBOMECH表彰,ベストプレゼンテーション表彰,部門貢献表彰,部門先端技術表彰,部門優秀製品表彰,部門優秀論文表彰,および部門教育表彰については,部門運営委員会の指名による表彰委員会(委員長は副部門長が担当)が部門一般表彰候補者の中から適格者を選考し,推薦理由を付して,部門長に報告する.なお,表彰委員長または幹事がROBOMECH表彰候補者になった場合,候補者から除外しない.委員長または幹事は表彰委員会会場から退席し,選考に参加しない.表彰委員の中から互選により委員長代理または幹事代理を決定し,委員長または委員長代理のもとに最終選考を行う.部門一般表彰の最終決定は,ロボティクス・メカトロニクス部門運営委員会が行い,部門協議会を経て理事会に報告する.競技部門表彰および2.(11)の表彰は,当該講演会・シンポジウム・コンテストの実行委員会にて決定し,表彰委員長を通じて運営委員会へ報告する.

6.表彰の方法
 ベストプレゼンテーションおよび2.(11)の表彰を除き,表彰はロボティクス・メカトロニクス部門長名により行う.表彰式では前期の表彰委員長すなわち表彰時の部門長が選考経過を説明し,表彰者に表彰状を贈呈する.ただし,前期の表彰委員長自身が表彰される場合には,表彰は前期部門長名により行い,委員長代理が選考経過を説明し,本人への表彰状贈呈の儀式は割愛する.なお,委員長代理が欠席の場合には,部門長が,委員長代理が作成した選考理由書を読み上げる.ベストプレゼンテーションおよび2.(11)の表彰はロボティクス・メカトロニクス講演会および当該講演会・シンポジウム・コンテストなどの実行委員長が実行委員長名により行う.ただし当該実行委員会から部門長に申請があった場合,部門長の認証を得て部門長名で行うことができる.

7.表彰の時期と場所
表彰は翌年度開催のロボティクス・メカトロニクス部門主催の講演会に併せて行う.競技部門表彰および2.(11)の表彰は,当該講演会・シンポジウム・コンテストなどの会場で行う.

8.経費
 表彰にかかわる一切の諸経費は,部門において負担する.

9.各表彰の英文名称
 各表彰の英文名称は次の通りとする.

a)ROBOMECH表彰(学術研究分野):Robotics and Mechatronics Division, Certificate of Merit for ROBOMECH Outstanding Research Activity

b) ROBOMECH表彰 (産業・実用分野):Robotics and Mechatronics Division, Certificate of Merit for ROBOMECH Outstanding Industrial Application

c)ベストプレゼンテーション表彰:Robotics and Mechatronics Division, Certificate of Merit for Best Presentation

d)部門貢献表彰:Robotics and Mechatronics Division, Certificate of Merit for Outstanding Contribution

e)競技部門表彰:Robotics and Mechatronics Division, Certificate of Merit for Outstanding Development

f)部門欧文誌表彰:Robotics and Mechatronics Division, Certificate of Merit for ROBOMECH Journal Best Paper

g)部門先端技術表彰:Robotics and Mechatronics Division, Certificate of Merit for Advanced Technology

h)部門優秀製品表彰:Robotics and Mechatronics Division, Certificate of Merit for Excellent Product

i)部門優秀論文表彰:Robotics and Mechatronics Division, Certificate of Merit for Excellent Paper

j)部門教育表彰:Robotics and Mechatronics Division, Certificate of Merit for Education

10.付則
 表彰委員で表彰候補者になった者は,当該表彰の選考作業に参加できない.

 
改正前の部門一般表彰規定はこちら
Last Update: 2019/1/24
掲示責任者: 日本機械学会ロボメカ部門表彰委員会